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旅行記「11ヶ国・273日」
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(「留学記・大学院をミシガンで」と「昔書いたエッセイ」は公開を終了しました)

  • 2009−6−30(火)の深夜
     なかなか更新しなくて済みません。頻繁に訪れて下さってる方には申し訳ないです。
     夏休み中で授業がないと、どうも書くネタもないし、毎日自分の論文に取り組む日々にはあまり変化がない。前回、6月7日には、「次の論文」に取り掛かると書いたが、今はその論文の執筆中。データ分析の結果はほぼ出揃ったので、あとは文章を書くだけである。この論文のベースは博士論文の中の1章なのだが、大幅に修正を加えて分析も足すので、ほとんど別の論文になりそうだ。あと一週間くらいで一通り書き上げられたらいいなぁ。

  • 2009−6−7(日)の午後
     夏休みに入ったのに、ここしばらくずっと慌しい日々だった。けっこう前から取り組んでる論文をなんとか早く投稿してしまいたくて、再分析と加筆の作業にずっとかかりっぱなし。それをやってる途中で、某ジャーナルから査読の依頼が来てたのだが、当然後回し。自分の論文を投稿したときにはもう査読の締め切りが近くなってたので、息つく暇もなくそっちに取り掛かって、さっきコメントを書き上げて送信した。フー。
     でもさっそく次の論文に取り掛からねば!

  • 2009−5−14(木)の午後
     新型インフルエンザはなんだか過去のニュースにような扱いになってきていて、大学が閉まることもなく、無事に僕のクラスでも今朝、期末テストを行うことができた。さっそく採点して、最終成績を決定、オンラインのシステムで各学生の成績を大学本部に報告した。無事に終わってホッとした。あとは明日会議に2つ出席すれば今学期の業務は終了になる。今年は夏期講座を教えないから、これから3ヶ月間の夏休みだ。

     あと、先週は初めて大学院生の修士論文の審査(ディフェンス)をやった。僕を含めた3人の教員からなる審査員団を前にしてその学生が修士論文の内容をスライドを使いながら報告し、質問に答える形式。僕は自分では修士論文を書かなかったし、他人の修士論文もそれまで読んだことがなかったので、修士論文というものがどの程度のレベルのものなのか全然分かってなかったから、なんだか興味深い経験だった。審査の2週間くらい前に僕があげたコメントがちゃんと最終版に反映されていたのでよかった。全員一致で合格の判定。終了後会議室を出たら、その学生の家族が外で待っていて、合格のニュースに大喜びしていた。僕まで嬉しくなった。

  • 2009−5−5(火)の夜
     担当している「比較政治学」は今日が最後の講義。木曜日に自由参加の復習会をやって、来週木曜が期末試験。いよいよ年度末だ。
     新型インフルエンザのため、僕の住む市では公立の小中高校が今週一週間全て休校になった。患者はまだこの市では出ていないそうだが。僕の大学は今のところ通常通りだが、もしインフルエンザで休校措置が取られた場合に学生にどう連絡をするか、成績評価をどうするか、各教員がそれぞれプランを立てて学部長に提出するようにとの連絡が先週来た。このまま無事に学期が終了することを祈るばかりである。

  • 2009−4−27(月)の夜
     テキサス州でも豚インフルエンザの患者が出ているが、それはここよりずっと南の方だったので、遠い所の話のように感じていた(テキサス州は日本より広い)。でも今日になって、ここから車で40分くらいの市で小学生の患者が確認された。いよいよ迫ってきているのか。

     妻子と自分の健康と安全がもちろん最大の関心事だが、僕の場合はあと、大学の授業がちゃんと続けられるのかが非常に気になる。大学が急にしばらく閉鎖されたりしたら、今学期の残りの授業はどうなるのだろうか?あと3週間で今学期も終わりなので、なんとか無事に学期が終わって欲しい。

  • 2009−4−16(木)の午後
     前回書いた大学バスケの話は、結局母校MSUの完敗に終わってしまった。相手はとにかく強すぎたし、MSUは実力を出し切れなかった。残念ではあったが、あれだけ実力差が明らかだったら、悔しい感じはしない。決勝まで進出したわけだし、満足のいくシーズンだった。
     2人の息子は順調に育っていて、嬉しい限りである。大学の仕事はもうすぐ年度末で、各種会議に出席したり課題やテストを採点したりと忙しいが、もうちょっとで夏休みなので今はラストスパートの時期だ。

  • 2009−4−4(土)の夜
    決勝進出。
     大学バスケのシーズンは最終盤を迎えているが、さすがに今年はあまり観戦できていない。でも、母校・ミシガン州立大の快進撃の様子だけはなんとか観て、テレビの前で声援を送っている(子供を抱きかかえたりしながら)。先週の準々決勝(Elite Eight)では、大方の予想を裏切ってルイビル大学に快勝し、なんと11年間で5度目の準決勝(Final Four)進出を決めた。そして今夜はこれまた強豪のコネチカット大学と対戦し、激戦の末にこれも撃破。明後日の決勝戦進出を決めた。相手はノースカロライナ大学。
     今年のチームは、調子が良かったり悪かったり、誰かが怪我したり病気したりと、これまでアップダウンの多いシーズンだったが、最後の最後、この全国トーナメントの舞台に来て素晴らしいチームになってきている。誰かが不調だと他の誰かが代わりに活躍し、選手達が力を合わせて戦っている様子がとても感動的だ。今年のチームには、間違いなくNBAに行けそうな選手は一人もいない。それが、NBA入り確実のスター級選手がゴロゴロしているチームを倒しながら決勝まで来たのだから、本当に素晴らしい。ここまで来たのだからぜひ優勝して欲しい!

  • 2009−3−15(日)の夜
    第二子誕生。
     先日、妻が見事に元気な男の子を産んでくれた。長男も弟の頭をナデナデしたりしてくれている。それにしても、長男の体重に慣れているので新生児の身体の軽いことにビックリ。何日経っても持ち上げるたびに驚いている。
     夏休み中に産まれた長男と違って、今回は学期中なこともあり、次男誕生後は非常に慌しい日々を送っている。でも、とにかく一日一日をきっちり過ごしていけば、きっとだんだん楽になってゆくことだろう。

  • 2009−2−27(金)の夜
     昨日はなんと最高気温が摂氏31度まで上がり、2月とは思えない異常な暑さになんと冷房のスイッチを入れるはめになったが、今日の最高気温は9度で、暖房を入れた。訳が分からない。こんなに変化の大きい気候では具合が悪くなりそうだ。
     春学期は6週目が終了し、僕が教えてるクラスは順調に進んでいる。今回は就職以来初めて、自分の研究室の入っている建物とは別の建物で講義しているのだが、徒歩5分の道のりはけっこう良い散歩になっている。教室移動をする大勢の学生達に混じってキャンパスを歩くと、大学という社会の勢いや躍動感を肌で感じられるような気がする。先日、講義の帰り道で、先学期僕のクラスにいた学生に声を掛けられて、僕のクラスで学んだことが今学期履修しているクラスでとても役立っていると感謝の言葉をもらった。独立した講義同士がそうやって関連することは学問の正しい姿だと思うので、その言葉は非常に嬉しかった。

  • 2009−2−12(木)の夜
     今学期は有難いことに1クラスだけしか教えていないので、非常に楽な思いをさせてもらっている。そのクラスで第1回のテストをやった。これから採点作業に入る。
     それにしても、毎回思うのだが、4択問題とかで答えを空欄にしておく学生は一体何なんだろう。まったくお手上げの問題であっても、何でもいいから答えておけば偶然正解になる確率はけっこうあるわけで、空欄にしておく理由などないはずだ。おそらく、「後で考えよう」と思って後回しにしておいて、それを忘れて提出してしまうんだろうが、彼らはテストってものをその程度の重要さにしか考えてないのだろうか?
     そのような、多肢選択問題での空欄解答を初めて見たときには非常に驚いたものだが、今では驚きは無くなった。40人くらいのクラスでテストをやると、そういう空欄を残した答案はだいたい1枚は見る。多いときは3枚とか。国民性ってこともあるのだろうか。また、アメリカ国内でも、大学のレベルによって、また州立か私立かによってどのように違うのだろうか?

  • 2009−1−27(火)の夜
     今朝5時半頃、携帯に電話がかかってきたので、何事か!と思って出てみたら、大学の緊急連絡システムからの音声メッセージで、今日は悪天候のために全学の全授業が休講になるとのことだった。この緊急連絡システムは、2年くらい前にヴァージニア工科大で銃乱射事件が起きた後に導入されたもので、学生・教職員が電話番号・メールアドレスを登録しておき、大学から重要な連絡があるときに一斉に発信されるのである。
     そうか、授業が一回分潰れるか、でも学期は始まったばかりだから今後どうにでもできるな、とか考えながらもう一度寝た。息子がその電話のベルで起きなかったことは非常に幸いだった。

     起きて外を見たが、別に雪が降ってるわけでもない。でもテレビのローカルニュースをつけたら、この地域一帯でたくさんの学校が休みになるなどしてるようだった。今朝の最低気温は摂氏マイナス6度で、路面が凍結してるからだとか。う〜ん、ミシガンに6年間住んだ自分の感覚からすると、この程度で学校が休みというのはかなり意外なのだが、でも行政側も市民も寒い気候に慣れてないから仕方ないんだろう。

     明日は午前中の授業は全て休講で、正午から大学が開かれるとのこと。どうせ明日は僕の授業はないのであまり関係ない。明朝の予想最低気温はマイナス4度。

  • 2009−1−20(火)の夜
     今日から授業開始。朝9時半からの授業だが、1回目なので早く終わって、10時20分くらいには自分の研究室に戻った。オバマ新大統領就任の11時が近づいてきていたので、キャンパス内でテレビのあるところには既にたくさんの学生が集まってCNNの放送に見入っていた。こういうところに、いつもながら日本との違いを感じる。
     僕も研究室でインターネット放送を見たが、宣誓のときや演説が終わったときには、同じ建物内でテレビの前に集まっている学生達の歓声が聞こえてきた。日本の大学で首相の演説に歓声が上がることなんてまさか無いだろう。

     就任演説は、もちろん良い演説だったと思ったが、やはり僕の場合は2004年夏の民主党大会演説への思い入れが強すぎて、あれ以降オバマのどの演説を聞いてもあれ以上とは思えない。今回もやはりそうだった。有名なケネディーの就任演説に並ぶようなモノをオバマは用意してくるかと期待していたけど、そうでもなかったようだ。

     (ところで、ケネディーの「国のために何が出来るかを…」の言葉が歴史的名文句になったのは、言ったのがケネディーだったからということもあると思う。もしそれを最初に言ったのがケネディーじゃなくて、例えばブッシュ(しかも2期目)だったら、きっともっと冷淡に受け取られたと思うし、また例えば森元首相がそれを最初に言ってたら逆に大珍言・迷言とされていたのではないだろうか?)

     後でアメリカ政治専攻の同僚と話したところ、今回の就任演説は、具体的な政策事項に多く言及した就任演説として記録されることになるのではないかとのことだった。やはり経済・外交に難問山積の状態ではそういう演説になるのが自然なんだろうか。さて、オバマ政権の今後に注目である。

  • 2009−1−17(土)の夜
     なんだかいろいろ慌しかった一時帰国を終え、テキサスに戻ってきて、さらにそれから10日以上経った。時差ボケのせいもあり、アッという間に日々が過ぎ去った感じだ。
     今年はなぜか例年よりも冬休みが一週間長く、来週からのスタートになる。来週の月曜日はキング牧師記念日の祝日だが、もともと月曜には僕の授業はないので、火曜からの業務開始になる。しかしその日の授業は大統領就任式と重なるので、欠席が多いかも?僕もできればテレビを観ていたいくらいだ。(ビデオは撮っておくと思うが)

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