- 2007−2−28(水)の夜
日曜日はちょっと行楽に繰り出した。目的地は、ここから1時間半くらいのところにある、Glen Roseという小さな町。そこにあるFossil Rim Wildlife Centerは、動物が放し飼いになっている園内を自分の車に乗ったまま見学できるサファリパークで、入場料はけっこう高いのだが、その価値は十分にあった。園にいる動物は、鹿・シマウマ・サイ・キリン・ダチョウなど(残念ながらライオンや象はいない)。動物のエサを入場時に買って、それを車の窓から動物に与えて、エサを食べるところを見ることができる。本当はいけないらしいのだが、手から直接食べさせたりもした。

動物とこんなに接近する。

シマウマと顔を並べたところを妻に撮影してもらおうとポーズを取ったら、シマウマにベロリと顔を舐められてビックリ。その直後にシャッターが切られたらしい。
そのあと、同じ町にあるDinosaur Valley State Parkへ。ここは、大昔に恐竜が歩いた足跡がたくさん残っている州立公園である。恐竜の足跡がたくさん見られること、またその保存状態の良さから世界的に有名な場所らしい。どうして1億年以上前の足跡が現在まで残っているのか、どうしてそれが恐竜の足跡だと断定できるのか、そのへんはよく分からないけど(パンフに書いてるかもしれないけど面倒で読んでない)、なかなか興味深かった。

足跡は川沿いにあり、川の水位が日によって変わるので、水面下になったり上になったりするらしい。この日は水面からちょっと下に見えた。
- 2007−2−24(土)の午前中
時間がどんどん過ぎてゆく!まだ学期は始まったばかりだと思っていたのに、あっという間に2月も末だ。4月の学会がどんどん近づいてくる。(3月はバスケ観戦に時間取られるし…)
統計のクラスは進行予定から遅れてしまったので、来週やろうと思ってたStata操作についての内容を短縮して、その分の時間を利用して追いつきを図ることにする。この種の授業では、内容についていけなくなり始めた学生が、授業中に質問を乱発して進行を遅らせようとすることがある(僕の大学院時代にもそういうことがあった)。進行が遅れればテスト範囲が短くなるのでは、と期待してそういうことをするのだろうが、他の学生には迷惑極まりないわけで、この先そういう兆候がでてきたらなんとか無駄な遅れを防ぐように心がけねばならない。
- 2007−2−18(日)の深夜
あー、この週末の間にやりたい仕事がいろいろあったのに、結局統計のクラスの準備で土日の2日間を丸々費やしてしまった。でもやっと準備が終わった。明日は授業がないので一日中研究のほうに打ち込める。
今週の内容は標本平均の標本分布についてとか。準備してたら、7年半前に自分が習ってたときに、ちょうどこのあたりで難しいと感じ始めたことを思い出した。なるべく丁寧で分かりやすい説明を心がけよう。あと、このような統計学の概念についての講義と並行して、統計ソフトStataの使い方も教えているのだが、今週はcollapseコマンドの使い方をやる。先週やったreshapeコマンドに加えてcollapseも自由に使えるようになると、かなりデータ作業が思い通りにできるようになるだろう。学生達は毎週の課題にウンザリしてきている頃だろうけど、大学院1年生にしっかりとこのへんをトレーニングすることが、学生達にとっても学部にとっても有益であると僕は信じている。
- 2007−2−13(火)の夜
ここんとこ、火曜日を中心に週がまわってるような気がする。3時間のクラスの準備をするのはなかなか大変だし、火曜日の授業が終わると一つの大仕事が片付いたような気になる。授業が終わるとやはりヘトヘトになるけど、やはり少しずつ慣れてきてるようで、疲労の度合いはだんだんマシになってきている。今日は同時確率分布とか共分散とか相関係数とかのあたりを話したが、時間が足りなくなって一部は来週に回した。授業の準備や宿題の採点にかなり時間を取られているので、なんとかそのへんを効率よくこなして研究にもっと時間を割くようにしたいものだ。
- 2007−2−10(土)の昼
去年の8月にジャーナルに「条件付アクセプト」されてた論文は、9月に修正を終えて編集部に送り返していたのだが、それが昨日になってやっと正式にアクセプトされた。「R&R」じゃなくて条件付アクセプトなんだから、修正をしたらすぐに正式に決まるものだろうと思っていたのだが、なぜかこんなに時間がかかった。あまりに遅いので、もしかして却下されてしまうんじゃないかとちょっと心配していたのだが、これで一安心。
去年のうちにこれが決まっててくれていれば、年末に提出した年間業績報告にこれを載せることができたわけで、それに間に合わなかったのは残念だった。まあ、この論文を除いても、去年の業績にはけっこういい査定をもらえたからいいんだけど。
まだ結果待ちの論文があと2本あるので、それにもいい結果がでたらいいなぁ。結果を待ちつつ、次に投稿する論文をどんどん進めていこう。
- 2007−2−6(火)の夜
うちの近くでは日本やアジア系の食材はなかなか手に入らないのだが、おとといは家から50分くらいのところにある中華系スーパーまで出掛けてきた。移転して新装オープンしたばかりのところで、初めてだったのでなかなか興味深かった。日本酒コーナーがけっこう大きいのを発見して、大喜びで陳列してある酒を眺め回した。ほとんどは全く飲みたいと思わない銘柄だったが、一種類だけ故郷新潟の地酒があった。実家から車で30分くらいのところの酒造会社が出している懐かしの「菊水」の純米吟醸。高かったけど喜んで買った。
で、家に帰ってきて晩酌。食材もふんだんに買い込んできたので、好物のマグロ山かけを食べて、もう最高の気分。買った酒も、まあなかなかの味だった。
今日は「例の」3時間クラスのある火曜日。休憩時に食べるバナナを持参で学校へ。3時間のクラスが終わったら、やはり非常に疲れたけど、慣れてきたのか、疲労度は先週よりも更にマシになった。それに今回は、疲労感と同時にある程度の充実感も残る感覚で、ただただ疲労しか残らなかった先週までとは違った。今日は授業の終盤で何回か、学生から「それはつまり〜〜ということ?」とかの確認の発言があって、それがピタリと合ってたので「その通り!」と僕が答えるようなやりとりがあって、そういうのがあると講義がいいリズムに乗るし、そこそこ難しい内容をやってたのにうまく学生達が理解してくれたのも嬉しかったし、そんなこんなでいい感じで授業を終われた。これからもこんな雰囲気で学期が進んでいけばいいなぁ。
- 2007−2−4(日)の午前中
あっという間に1月が終わって2月になった。今月もいろいろ忙しくなりそうだ。
統計の方のクラス、思ったより準備に時間がかかっている。自分の研究にはいつも統計的手法を使ってるわけだが、しかし応用的・実践的に統計を使っているだけだと、基礎の理論や概念のことは次第にあやふやになっていくものである。だから、講義の準備をする際に自分で再学習する感じになっている。「確率変数と確率分布って何が違うんだ?」とか、何冊かの本をあたりながら調べ、講義ノートをまとめていく。学生達が練習問題やテスト問題を解くときにはこの定義の違いなんかはまったくどうだっていいわけだけど、僕のほうはちゃんと押さえておかないといけない。準備に時間はかかるけど、自分の知識の体系がしっかりと再構築されていくのはちょっと嬉しい。
あと、大学院生を相手にするのは、学部生を教えるよりも楽な面があることが分かってきた。学部生のクラスを教えていると、真面目な学生と不真面目な学生が幅広く存在して、サボリまくっておいて後から身勝手な言い訳をしてくるような連中の対処に悩まされることがけっこうあるわけだが、そういう学生は当然大学院に進学しないので、大学院のクラスにはあまりおかしな人はいない。学部時代にある程度いい成績を取って、もっと高いレベルで勉強をしようと思ってくる学生が大学院にいるんだから、相手しやすいのも当然といえる。また、外人から物を教えられること自体が嫌、外国訛りの英語を聞くことが不愉快で仕方ない、アメリカの外のことには一切関わりたくないし考えたくもない、という感じの人がアメリカにはけっこういるわけだが、そういう人もやはり大学院に行くと学部より少なくなるので、それも僕のような外人教員にとってはやり易い理由の一つだと思う。
- 2007−1−30(火)の夜
恐怖の火曜日?がやってきた。3時間の統計のクラスは猛烈に気力・体力を消耗させるもので、先週は具合が悪くなるほど疲れた。今週は、先週の経験からいくつか工夫をした。
その第一は服装。長時間の講義をすると暑くなるのだが、先週はそれを考えずにセーターを着ていって汗だくになった。だから今日は薄着で行った。
第二に、バナナを一本持って行って、授業の途中で休憩時間を取ったときに研究室に戻って食べた。
そのおかげか、先週よりはマシだったけど、それでもやはり授業後はヘトヘトになった。パソコンの画面を見るだけで吐き気がするほどだったので、サッサと帰った。先週はベッドに入って休んだけど、今日はそこまででもなかったので、テレビの前で寝転んで休息。一時間ほど休んで、面白いテレビ番組を観てゲラゲラ笑ったらけっこう回復した。
それにしても、こんなことが毎週続くのだろうか?それともだんだん慣れていくのだろうか?来学期も3時間の大学院のクラスを受け持つし、来年の春学期はまたこの統計のクラスをやることになっている。だんだん慣れるようでないと困るな〜。
- 2007−1−27(土)の午後
春学期の2週目が終了。火曜日の統計のクラスが終わった後は猛烈に疲れた。今回はフルに3時間やって、途中で5分だけ休憩を入れた以外はずっと喋り続けた。終盤は時間が足りなくなりそうで焦ったし(一部は来週に回した)。で、終わったときにはもう倒れそうなぐらい。家に帰って、倒れこむようにベッドに入って休憩したけど、頭の中ではずっと教室で喋った内容がグルングルンとまわっていた。3時間も講義するのは体力を当然消耗するものだろうし、10代や20代の頃に比べて体力も落ちてるんだろうなー、と思った。
でも、水曜の朝起きたら元気も復活していたのでよかった。水・木・金はいろいろな仕事を次々と片付けた。
今日は統計のクラスの次回の分の準備をしている。今度は焦らないでも3時間以内で収まりそうだ。
- 2007−1−21(日)の昼
朝起きたらそのまんま東が宮崎県知事に当選していた。テレビの日本語チャンネルで放送してるNHKのBSニュースの画面に「宮崎県知事に そのまんま東氏」というテロップが出てるのを見たときは、まだ半分夢の中にいるような不思議な感覚がした。自民党系が分裂した時点で、もしかしたら勝つかもな、とは思ったけど、本当に勝つとは。
さて、これからどうなるか。県知事の権力はそんなに強くはないのであって、独自の施策を打ち出すには、県庁幹部を操縦し、県議会の同意を取り付けることが必要になる。
・それらに失敗すれば、結局は何も新しいことができずに、県庁幹部の言うがままの県政が執り行われる(都市博中止以降の青島幸男型)。
・無理に自分の政策を押し通そうとして、県議会との対立が深くなり、県政が機能不全になる(田中康夫型)。
・圧倒的な人気により、議員の多くも知事に接近するようになり、知事のやりたいことが実行できる。政策の内容がいいかどうかは別として(石原慎太郎型)。
宮崎県は上記の3シナリオのうちどれになるか?慎太郎型になることはたぶん無いと思うが。
- 2007−1−20(土)の昼
春学期の一週目が終了。ここしばらく寒波が来ていて、雪やアラレが降ったりしている。水曜日は悪天候のため(といっても大したことなかったけど)学校が休みになった。
昨日、3年8ヶ月間乗った愛しのピックアップ・トラックを手放して、トヨタのSUVを購入した。ピックアップの本拠地ともいえるテキサスに住みながらピックアップを止めるのはちょっと悲しくもあるのだが、走行距離や車体の状況などから言ってもそろそろ買い替えのタイミングだった。
ピックアップを手放したことで僕の「ファンキー度」はちょっと下がってしまうかもしれないけど、でも新しく購入したトヨタはさすがにエンジンの調子なども素晴らしいから、今は実はそっちのほうが嬉しかったりする。
- 2007−1−16(火)の夜
今週から春学期。昨日はキング牧師記念日で休みだったので、今日から新学期がスタートした。
僕は今日さっそく両方のクラスを教えた。午前中にあった比較政治学は、4学期連続なのでもう慣れたもの。いつも通りにやった。
午後から、大学院の統計分析。ついに学生数が20人に達した。セミナー室は超満員で、どんどん暑くなっていった。こっちは週1回の代わりに1回3時間の長丁場である。今日は初回だったので2時間弱で止めたけど、喉が嗄れた。
でも、大学院のクラスは学生がみんなある程度大人だし、みんな勉強するために進学してきてるだけあって、学部のクラスよりもやりやすい感じがする。
- 2007−1−13(土)の夕方
けっこう多くの大学では既に新学期の第一週が終わってるようだけど、うちは来週からが春学期。大学院の統計的方法論のクラスは、毎週宿題を課す予定なのだが、それを採点しなきゃいけないので、なるべく人数が少ないほうがいいなぁ、と思っていた。で、自分が教えるクラスの登録状況はいつでもオンラインでチェックできるので、11月頃からたまに見るようにしていて、いつ見ても9人しか登録してなかったので喜んでいた。それが、ここ一週間ほどで急に増えて、今は19人になってしまった。ガックリ。
この種のクラスは学生たちの理解度に大きな差があるに決まってるのだけど、19人もいたらなかなか一人一人まで目が届かなそうだ。それ以前に、セミナー室がギュウギュウになって快適じゃなくなりそう。でもしょうがない。
もう一つ教えるクラスは、これで4学期連続開講になる「比較政治学」。こっちは定員よりちょっと少ない45人が登録している。先学期の日本政治のクラスにいた学生が5人ほどいるようだ。
- 2007−1−8(月)の朝
2007年もどうぞ宜しくお願いします!
冬休みもあと一週間ほどになった。学期が始まるといろいろ忙しくなるので、いまのうちに授業の準備の「貯金」を作っておこうと毎日取り組んでいる。この春学期は就職してから4学期目になるが、いよいよ大学院の授業を教えることになった。教えるのは、必修である統計的方法論のクラス。僕の大学院時代には、統計・計量は2科目が必修だったが、ここではこの1クラスだけが必修で、その代わりに急ぎ足で多くをカバーする必要がある。教科書は前任者が使っていたものをそのまま引き継ぐが、内容的にはある程度僕の独自性を織り込むつもりである。特に、統計ソフトのSTATAの使い方を徹底的にやる予定。でも、うちの大学院一年生たちがどれくらい統計学やコンピューターに強いのか分からないから、やりながら様子を見て程度を調整していこうと思う。