「東洋民族性の心理の奥底に、すこぶる幽玄なるものがあって、これを自分は世界の至宝だと思っている。どうかして、それを世界の他の人々の間に広く知らせたいのである。世界の人々は、ここにおいて、その霊性の上に、新しいものを見ることになると自分は信じて疑わぬ。が、安っぽい感傷性の東洋的なるものにいたっては、大いに排斥すべきだ。この点では、欧米式の合理的なるものを学びとらなくてはならぬ。それで感傷性を置き換えるべきである。 中央アジアの砂漠の真中で、テントを張って、その間から星斗蘭干たる大空を眺めて悟りを開いたという一イギリス人の話を、親しく、その人から聞いたことがある。殺気粉粉、実利主義氾濫の今の時代の真只中で、このような東洋人−−日本人−−を見たいものではないか。」(156ページ)
素晴らしい(涙)。俺もこれでいくべ。
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