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留学記「大学院をミシガンで」

12月 < 2001年1月 > 2月


  • 2001−1−3(水)の朝
     迎春 あけましておめでとうございます
     昨日は休養日にした。昼寝したりして、映画を観に行った。なんと、ミシガンで映画館に行ったのはこれが初めてである。映画館のない田舎に育ったせいか、僕には映画館に行くという習慣がない。これまでの26年間の人生で、たぶん10回ちょっとだ(そのうち中国で1回、インドで1回)。26歳の日本人全員の中で、映画館に行った回数の少ない1%に入るのではないかな。ちなみに、レンタルビデオで映画を観た回数はさらに少ない。片手で数えられるくらい。テレビではある程度は観てるけど。
     昨日観に行った映画は、トム・ハンクス主演の「CAST AWAY」というもの。う〜ん、まあ、それなりには面白かったけど、別に感動とかジ〜ンと心に沁みるとか、そういうのはなかった。僕は子供のころから「ロビンソン・クルーソー」とか「十五少年漂流記」とかの漂流モノが好きなので、無人島での生活の場面はけっこう楽しんで観たけど、まあその程度かね。あと、映像はさすが綺麗だった。島の撮影はフィジーで行われたらしいけど、5年半前に行ったフィジーの情景を思い出した。山が切り立ってそびえ立つ、フィジーの島々はホントにあんな感じなのだ。
     で、今日から新年の仕事始めだ。これからオフィスに行って、ペーパーの続きに取りかかろう。
     今年もどうぞよろしくお願いします。

  • 2001−1−4(木)
     さて、新学期開始まであと4日となって、そろそろ教科書も買い始めたりとかして、しかし、先学期のインコンプリートのペーパーがまだ全然終わってない。
     12月中にデータ分析自体はだいたい終わらせておいたんだけど、その他の本文の部分を書き始めてみて、まだまだ凄く時間がかかりそうなことがわかって、けっこう青くなった。全体の構成はもう考えてあるんだけど、先行研究のレビューはいい加減にしかできてないし、だいいち、英文を書くのにはいつも相当の時間がかかるし、どうすりゃいいんだ!?って感じ。あー、3週間の冬休みって短いもんだったなー。
     冬休み中に終わらすことはほとんど夢物語になってしまった。しかし来週からは新学期の勉強とTAの仕事が始まってしまう。ぐひ〜。
     けっこういい加減な記憶なんだけど、司馬遼太郎『竜馬がゆく』の中で、たしか高杉晋作か坂本竜馬のどっちかがこんな感じのセリフを言う。「自分は決して『困った』という言葉を吐かない。そう言う前に何をすべきかを考えるほうの人間だ」と。あと、六田登のマンガ『F』の中で、主人公がこういうことを言う。「『怖い』と感じるのは先に起こることを想像しているから怖いのだ。いま何をすべきかを常に突き詰めていれば、怖いなどと感じる暇はない」と。
     そういうわけで、今の僕がすべきことは、困ったとかどうしようとか言うことではなくて、急いでペーパーを書くことであるわけね。

  • 2001−1−5(金)
     えーと、予告通り、眼鏡写真を公開いたします。
    こんなやつです。

  • 2001−1−7(日)
     さて明日から新学期。大学院4学期目である。
     明日はTA(ティーチング・アシスタント)をやる「戦争と革命」のクラスが朝10:20からあって、夜7時から大学院のクラス「比較政治制度」がある。なんかまだ新学期という実感が湧かないのは、慣れてきたせいだろうか?TAのクラスは去年も同じクラスのTAをしたので、どんな仕事をするのかもわかってるし(嫌な仕事なんだ、これが)。
     J助教授が担当の「比較政治制度」は、たぶん僕がこの大学院で履修する科目の中で最も興味あるものであり、この学期を楽しみにしてたのだ(2年に1回しか開講されない)。しかし、本屋に教科書が並んでない。たぶん先生が教科書リストを作るのが遅れて、本屋がまだ入荷してないのだろう。どんな本を扱うのかまだわからないので、どうもそのクラスを取る実感が湧いてこない。ま、明日のお楽しみ。

  • 2001−1−8(月)
     新学期初日。突然、H教授のRA(リサーチ・アシスタント)もやることになった。単調な作業とかをやらされるそうだけど、一流の学者がどんなふうに研究を進めるかを身近に見るのはいい勉強になりそうだ。あと、その研究が出版されたら謝辞に僕の名前が乗るだろうし!(笑)
     J助教授の「比較政治制度」は、大学院のクラスでは珍しく15人も学生がいる。配られたシラバスを見たら、つい最近コピーした論文や今図書館から借りてる本が指定文献に入ってたりとか、いつも使ってるデータセットを扱うことになってたりとか、やはり僕の興味に近いクラスのようだ。で、先生の話では、このクラスのために書いたペーパーを発展させて出版にまで持ってった先輩が何人もいるそうで、よし、僕もそれを目指して頑張ろう。

  • 2001−1−9(火)
     退任直前のクリントン大統領がうちの大学にやってきた。
     クリントンを見たことはなかったし、喜んで観に行った。長々と待たされて末にやっと出てきて、僕は写真を撮りまくった。
     しかし、演説が全く興ざめ。自分の政権の間に失業率が何パーセントから何パーセントに下がったとか、この大学の卒業生の平均初任給が幾らから幾らに上がったとか、この8年間の実績をひたすら話すだけなのだ。そんなことは調べればわかることで、わざわざ大統領に聞かなきゃならないようなことじゃないだろ?8年の任期を務め上げて退任する寸前の大統領のスピーチで、しかも会場は大学であるし、もっと、「人生とは」とか「民主主義とは」とか「21世紀の人類の課題は」とか、そういう大きな話しがあることを期待してたのに。あれじゃ、まるで選挙運動だ。あ〜あ。

     ところで、ここ数年いつも日本でこの時期話題になる「荒れる成人式」だが、報道によると今年もひどかったとか。全く、日本の将来が思いやられる。そんな連中は死刑にすればいいと真剣に思うんだけど、それはさておき、そもそもどうして「成人式」を地方自治体がやるんだろう?僕も成人式に行ったけど、町長の祝辞なんてまったく聞きたくなくて(静かに聞いてたけど)、ただ昔の友達に会うのが楽しみだったから行ったのだ。別に、町長か誰かに成人したことを認証してもらいたかったわけでもないし、町長に祝ってもらいたかったわけでもない。とにかく、地方自治体が「成人式」を開催する理屈がわからないのだ。どういう経緯で今のようになったのかは知らないけど、なんか、地方政治家がただ目立ちたいだけ・新有権者たちに名前と顔を売りたいだけ、という背景があったような気がするなぁ。あ〜、下らん。

  • 2001−1−13(土)
     春学期一週目が終了。やはり忙しくなりそうで、先学期のインコンプリートをいよいよ急いで終わらせないとヤバイことになる。

     <今学期の時間割>
    月・10:20-12:10、TAのクラス。7:00-9:50、「比較政治制度」。
    火・お休み
    水・10:20-12:10、TAのクラス。3:00-4:00、オフィスアワー。7:00-9:50、「比較行政」。
    木・お休み
    金・1:30-2:30、オフィスアワー。2:30-3:30、TAセッション(来週からスタート)。

     水曜の「比較行政」は、時間が早まる可能性大。そうなって欲しい。夜10時までなんて耐えられん。月曜のはもう決定だそうで、ひー。
     あと、この時間割以外に、H教授のRAの仕事も入ってくる。TAとRAを一個ずつで、週20時間労働という名目になり、給料は月に12万円くらい貰えることになる。
     金曜のTAセッションは、去年もやったけど、教授の講義(月・水)の復習みたいなことを僕が学生に教えることになる。学生は自由参加なので、参加者はまた少ないだろう。ラクをしたい反面、教える経験を積むいい機会でもある。もしかしたら来学期からは正規の授業を担当するかもしれないので、いまのうちに「教壇慣れ」しておかねば。
     頑張ろう、頑張ろう。気合いを入れて行こう。

  • 2001−1−15(月)
     今日は、マーチン・ルーサー・キング牧師の日ということで、お休み。でもなんだか中途半端な休みで、授業は全て休講だけど大学のその他の機能は平常通りだとか。なんでそうなってるのかわかんないけど。
     まあ、そんなわけで、今日の授業がないのはけっこう助かる。先学期から持ち越してるペーパーをなんとか早く終わらせないと。
     で、忙しいんだけど、パソコンの調子が悪いので、買い替えを決意。そうすると、何を買おうかとか考えてしまって、ペーパーを書いてても気が散ってしまう。「今すぐすべきじゃないこと」に夢中になってしまうのが僕の悪い癖なんだな。
     パソコンのどこが悪くなったかというと、液晶ディスプレイの映りが暗くなってしまったのである。秋頃から、たまにそうなるようになって、でも軽く叩いたりすれば直ったりしたんだけど、ここんとこは暗いままで戻らない。目にも悪いし、イライラするし、嫌になった。突然全く見えなくなったら困るので、その前に手を打たねば。「ノートパソコンは液晶から壊れる」と聞いてたけど、その通りになった。たった2年しか使ってないのに!
     あと、けっこう前からだけど、バッテリーが10分くらいしかもたなくなってて、それも不便。それと、これもけっこう前から、電源をつけてるときにパソコンが発する音(ウイィ〜ン、というやつ)が大きくなって、それも不快。以上3点の不満から、買い替えに決定。給料の1.5ヶ月分くらいを注ぎ込めばある程度のモノが買えるだろう。別にDVDなんて要らないし。
     とりあえず検討すべきは、機種選びとペーパー書きのどっちを先にやるかということ…。

  • 2001−1−15(月)の夜
     どうもやっぱり、ペーパーを書きつつもパソコン購入のことが頭をチラつく。こうなることはわかってたんだけど。で、ちょっと息抜きのつもりでインターネットでパソコン選びを始めると、あっという間に何時間も経ってしまう。
     今回買おうと思うのは、A4サイズのDOS/Vノートで、絶対条件はディスプレイがXGA/TFTであること。あとはメモリは64Mあれば十分だし、DVDなんか要らないし、CPUにもたいしてこだわりはない。あ、できればUSB端子が2つ欲しい。
     パソコンってのはけっこう愛着が付くものであるから、メーカーに対する自分のイメージが大切だ。偏見だろうが何だろうが、自分の印象が悪いメーカーのは絶対買わない。そんなわけで、ソニー・ソーテック・コンパックは眼中から外れる。で、いま使ってるのはIBMなので、これも外れる(別メーカーにして気分を変えたい!)。そんなこんなでいろいろ検討した結果、候補は2機種に絞られた。DELLのInspiron4000($1399)と、東芝のSatellite2800-S201($1349)。自分の中でのブランドイメージはDELLが断然にいいんだけど、機能なんかを比べると、どう考えても東芝のがいい。そんなわけで、悩む。
     しかし! 今のパソコンをなんとかだましだまし5月まで持たせることができれば、日本に帰って買って持ってこれるわけで、それも悩む。実際、こっちでパソコンを買って、さらに日本語版のウインドウズを買って入れるのは金の無駄っていうか、大っ嫌いなマイクロソフトにそこまで献金するのもしゃくというか、そんなこんな。
     というわけで、まだ決めたわけではないけど、だんだん買わないほうに傾いてきている。しかし、そうすると機種選びに費やした時間と労力はどうなるんだ。

  • 2001−1−18(木)の朝
     結局、パソコンはしばらく買わないことにした。でも、突然ディスプレイが完全に壊れることを常に想定して、データのバックアップはこまめにやっておこう。
     昨日は「比較行政」の授業。夜7時〜10時だったのが、5時〜8時に変更になって、大喜び。昨日の授業では、もはや新しい古典とも言える、Lijphart, Patterns of Democracyをやった。これは去年取った「政党と選挙」のクラスでも使ったし、今学期のもう一つのクラス「比較政治制度」でも使う。あと、本屋を覗いたら、学部レベルでもいくつかのクラスで指定されてるようだった。大流行ですな。昨日の授業でのH教授のコメントの中で一番納得したのは、Lijphartが挙げる10要素はみんな独立なわけじゃなくて、中にはendogenousな変数もあるだろう、ということ。例えば中央銀行の独立性とか、利益集団のコーポラティズム/プルーラリズムは他の要素から影響を受けてそうなってるという面も大きいのでは?という話。確かに、この本は要素間の相関関係をこれでもかこれでもかと出してくるけど、因果関係の方をあまり語ってないようだ。そっちの方がもっと面白いはずだが。最後の方の2章で政府のパフォーマンスへの影響を書いてたけど、去年読んだとき、「なんか弱いなぁ」と思ったのを覚えてる。今回はそこは読んでないけど。
     明日は今学期最初のTAセッションの日だ。教壇に立つのは久しぶりだし、ちゃんと準備して行こう。

  • 2001−1−20(土)
     昨日は今学期最初のTAセッションの日。朝からずっと準備してたのだが、ふと気づいたら、奥歯の詰め物がとれてるではないか。いつ治したんだか忘れたほどの、ずっと昔の虫歯だったのだが、突然、詰め物がとれてしまった。
     大学の保健センターの歯医者に電話したら、金曜の午後はやってないから、月曜の朝になる、と。それまでに痛んだらどうしよう!?他の歯医者にもいろいろ電話したのだが、どこも月曜になるとかで、しかたなく、月曜まで穴の空いた歯のままで待つことにした。今のところまだ痛くない。
     で、昨日の午後2時半からTAセッション。しかし、学生は3人しかこない。いくら自由参加だといっても、400人のうち3人しかこないとは!(去年の1回目はたしか6人だった)
     少なくとも10人は来ると想定して話す内容を考えたり準備したりしてたのだが、3人相手となると話す感じも違うもので、戸惑ってしまった。勉強のしかたのアドバイスとか、授業の復習(冷戦期と冷戦後の違いとか、そんな話)をしたりして、終わった。でも、去年に比べて、ちょっとはスムーズに英語が自分の口から出てきてるのに気づいて、それは嬉しかった。やはり少しずつは自分の英語も進歩してるらしい。ホッ。
     今日は土曜日。たった今、ブッシュ新大統領の就任式をテレビで見た。1月20日、この同じ日に就任したフィリピンとアメリカの2人の新大統領。この2人の就任に至るまでの道のりの、あまりに大きな差。世界の民主主義のさまざまな形。政治学を学ぶ者として、興味は尽きない。

  • 2001−1−21(日)
     寒い!!
     日曜なので研究室の暖房が切れてて、とにかく寒い。湯沸しポットでお湯を沸騰させ続けて湯気を出したり、ぶくぶくに厚着したりしてようやく耐えられるくらい。
     なんだか、学期初めだというのに学期末のような忙しさだ。明日は短いペーパーを提出、水曜は口頭の発表、金曜はまたTAセッションで教えなきゃいけない。さらにインコンプリートのペーパーもそろそろ終わらせねば。まったくヤバイことになってきた。明日は朝8時から歯医者なので早起きしなきゃならないし。
     唯一のなぐさめは、我がMSUバスケチームが今日の試合でオハイオステートを下したこと。格下の相手とはいえ、こっちの主力の一人が肺炎で欠場してたので、ちょっと心配だったのである。ホッと一安心。僕は二連覇の達成を信じて疑わない。

  • 2001−1−22(月)の朝
     今夜の授業で提出する短いペーパー、書き始めたらガンガンはかどって、昨夜は夜1時半過ぎまで研究室で書いていた。というのも、課題が、「ダールのポリアーキー、POLITY、フリーダムハウス、Alvarez et al. (1996)、の4つの民主主義の測定について、それぞれの長所短所などを評価せよ」というもので、僕が先学期から書いてるペーパーで使ってるデータセットだったり、そのために読んだ文献だったりして、これは水を得た魚のようなもの。そのクラスの先生にはこれから長いことお世話になろうと思っていて、印象を良くしておきたいので、力を入れて書こうと思った。しかし、書いてるうちに指定の750語をはるかにオーバーしてしまった。まだ書き終わってないんだけど、すでに1300語くらい。これはヤバイんじゃないかと思ったけど、いまさら短くするのも嫌だし、熱意が伝わるならいいか、と考えて、このままいくことにした。
     で、昨夜は夜中の2時に寮に帰ったんだけど、今朝8時に歯医者の予約があったので、早起き。アメリカで歯医者にかかるのは初めて。金曜に詰め物が取れた歯を治してもらったんだけど、一番驚いたのが、医者が白衣を着てなくて、普段着のままだったこと。もちろん、マスク・手袋・ゴーグルはつけてたが。
     終わって、「2時間は食べ物を食べるな」と言われて、それが8:40だったので、10:40まで食べられない。終わってから朝飯を食うつもりで、起きてから何も食べてないのに!さらに、10:20から12:10までTAのクラスに行かねばならず、つまり朝飯抜きだ。7時に起きたのに昼過ぎまで食べられないとは、辛〜い。ひえ〜ん。
     今は午前10時。既にけっこう腹が減ってる。さて、TAのクラスに行ってきます。

  • 2001−1−25(木)
     あー、忙しい。まるで学期末。どうなってるんだ。
     とにかく、先学期のインコンプリートを大至急で終わらせねばならないんだけど、今学期履修してる2科目は両方とも重量級のストロングスタイル(?)なクラスだし、TAとRAの仕事にもかなり時間を取られる。参っちゃうなぁ。
     昨夜の「比較行政」の授業。どうもこの教授は話が好きで脱線しまくりで、なかなか予定通りに進まない。昨日のクラスでは、「前回やり残した分をさっさとやって、今回の内容に移ろう」、と最初は言ってたのに、前回の分が終わったときには、3時間の授業時間のうち2時間10分が経過していた。で、やっぱり今週も時間切れで、来週に持ち越し。
     それにしても、今まで行政とか官僚機構とかのテーマにはほとんど興味なかったんだけど、この教授の話を聞いてるうちにだんだん興味が湧いてきた。「考えてみろ。国家に雇われている全ての公務員のうちで、大統領・議員・裁判官を合わせた人数でも0.0001%とかなんだぞ。あとの全ては官僚なんだ。大統領は一人しかいないけど、大統領研究をする学者は山ほどいる。それに比べて官僚研究は〜〜」とのこと。人数が問題じゃないとは思うけど、それでも、この発言は重要なとこを突いてる気がする。

  • 2001−1−26(金)
     怒涛の一週間が終了。しかし、今週末がヤマだ。
     今週はまったく、ペーパーと発表とRAの仕事とTAの仕事と、それに例のインコンプリートと、強烈に重なってやがってて、まったくしんどかった。夜中の1時に研究室から寮まで帰る道の、寒いこと寒いこと。
     で、今日はTAセッションの第2回目。先週は出席者3人だったのが、今日は史上最高の25人くらいが来た。来週の月曜日にテストがあるので、今日のセッションではその勉強をすることにして、それをアナウンスしておいたことがこの出席者数につながったのだろう。大人数の前で話すのは緊張したけど、やっぱり嬉しかったし、やる気がでた。内容も、去年のテスト問題をみんなで解いていくだけなので、かなりやり易かったし。
     さて、来週は今週よりはラクなスケジュールとはいっても、読まねばならない文献は山ほどあるし、なにより、インコンプリートをさっさと片付けねばならないので、今週末は相当に気合いを入れて取り組まねば。「週末」という言葉が「休む」とか「遊ぶ」とかを意味していたのはいつのことだったろう。今は、「週末」は「じっくり勉強できる時間」という意味しか持たない。

  • 2001−1−28(日)
     まあ、予定というのはなかなかその通りにはいかないもので、今週末で終わらせようと目論んでた例のインコンプリートのペーパーは、進んではいるものの、全然終わりそうにはない。自分が英文を書くスピードのあまりの遅さにイライラするばかり。日本語だったらどんなにラクだろうか…。教授に日本語を勉強させたほうが早いのではないか、というのはさすがに冗談だけど。
     明日の「比較政治制度」の授業ではさまざまな選挙制度を扱うそうで、「電卓を持って来い」との指示。比例代表制のいろんな議席数計算方法をやってみるのだろう。ちなみに指定文献は、Lijphart (1994), Electoral Systems and Party Systemsの1・2章と付録A、Cox (1997), Making Votes Countの1〜3章と付録A、さらに、www.aceproject.orgだそうだ。担当のJ助教授は選挙制度とかの細かい話が大好きで、どの国の選挙制度がどうで〜〜、とかのディテールを尋常じゃないレベルまで知ってるらしい。日本のことを訊かれて恥をかかないように、日本の選挙制度を復習しておこう。(かくいう僕も、何年か前にElections Around The Worldのサイトの日本の参議院の選挙制度に関する記述に間違いがあるのをメールで指摘して修正したことがある。でっへっへ。)

  • 2001−1−30(火)の朝
     昨日はTAのクラスで第1回テスト。僕は試験監督をして、終わった後はマークシート式の答案を採点センターに持って行ったりとかの様々な雑事をこなした。学生達には採点センターからEメールでテストの結果が届くことになる。
     夜の「比較政治制度」は、選挙制度の話。「サンラゲ式」と日本で言ってる方法は、英語読みでは「サンラグー」になるようだ。いろいろな国の投票用紙のコピーを先生がOHPで見せてくれたのが面白かった。ドイツの投票用紙が映されたらドイツ人の留学生が大喜びで解説してくれた。日本の投票用紙が出てくるのをドキドキしながら待ってたけど、結局でなかった。残念。
     先週出したペーパー、「excellent analysis 4.0」との評価がついて返ってきた(4点満点)。自分が書いたモノにこんなにいい評価がついたのって久しぶりだなー、あ、初めてかも…、なんて思ってホクホクしてたんだけど、そういえばこの先生は評価が甘いって先輩が言ってたっけ。ぐへ。
     夜はRA(リサーチアシスタント)の仕事で、ひたすら単調な作業をした。インターネットを使うので、夜のほうがスムーズに進むのである。で、夜中2時ころに寮に帰った。寝た。


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