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留学記「大学院をミシガンで」

9月 < 2001年10月 > 11月


  • 2001−10−1(月)の夜
     空軍の予備役である大学院の先輩が、招集されてニューヨーク州の基地に突然行ってしまったそうだ。彼が教えてるクラスはその間ビデオを観たりするとか。
     彼もソフトボールをやってるんだけど、僕と同じ外野手で、よく交代で出場したりしてる。だから、明日の試合は僕の出場機会が増えそうだ。
     しかし、彼はいま就職活動中のはずなんだけど、いいんだろうか?いつ帰ってくるんだろう?

  • 2001−10−3(水)の朝
     教えてるほうのクラス、昨日は平均値・中央値・最頻値などの話。まあまあうまくできたと思うのだが、退屈そうにしてる学生や居眠りしてる学生がいつもより多かったような。どうしてかなー。
     で、昨夜はソフトボールの試合。来週でシーズンが終了なのだが、僕は来週は用事のため欠場するので、今週で終わり。2試合やって、結果は1勝1敗。負けたほうの試合は、相手は実力的にうちより上だったが、3回くらいまでは接戦に持ち込んでて、これはいけるか〜という感じだったのだが、4回だったかに一気に引き離されて、最後は14−8で負けた。
     打撃開眼?したはずの僕は、2打席打って、ファーストゴロ(エラーで出塁)とピッチャーフライという結果。これでシーズン終了とは悔しい〜〜。

  • 2001−10−4(木)の夜
     教えてるほうのクラス、今日の内容はSPSSで2変数・3変数の棒グラフの作り方。ただグラフ作成の操作を教えるだけではつまらないから示唆的な例を使おうと思って、こんなふうにした。
     まず、一日の平均テレビ視聴時間を、教育レベル(高・中・低の3段階)に分けてグラフにする。すると、教育レベルの低いほうがたくさんテレビを観るという傾向が明らかになる。
     次に、同じくテレビ視聴時間を、男性と女性とで分けてグラフにする。すると、女性のほうがたくさんテレビを観ることが分かる。
     ここで発問する。「教育と性別の両方がテレビ視聴時間に影響を与えてるようだ。さて、どっちの要素の影響が強いだろうか?」
     で、3変数グラフの作り方を紹介して、X軸を教育と性別の両方で分けて、平均テレビ視聴時間のグラフを作らせる。すると!性別の影響は教育レベルごとに異なることがわかる。低教育グループでは女性のほうが多くテレビを観るが、中教育グループではほとんど差がなく、高教育グループでは逆に男性のほうが多くテレビを観るという傾向が出てくるのである(ここで「conditionalな影響」という言葉を教えようかどうか迷ったんだけど、結局それは言わないでおいた)。で、男性と女性それぞれを見ると、どっちの性においてもやはり教育の低いほうがテレビを多く観ている。
     「どうだ凄いだろう?統計って面白いだろう?」と、ここでわざと大袈裟に言ってみた。全部とはいかないが、少なくとも一部の学生はけっこう興味を示していたようだった。

     僕の愛しい学生たちは、来週の月曜に中間テストを受ける。うまくやってくれればいいが…。

  • 2001−10−6(土)の午前中
     昨日は、午前11時半から深夜0時半まで13時間もの間、一歩も研究室のある建物から出ずに(こんな建物です。ここの2階に巣くってます。)、ひたすらデータ分析をやっていた。月〜木の間は教えてるクラスと聴講してるクラスの準備で忙しいので、金〜日こそが自分の研究を進めるチャンスである。
     コンピューターでのデータ分析には、STATAAXISを併用している。AXISは最近使い始めたのだが、これが非常に良い。使い勝手や汎用性ではSTATAのほうがいいが、STATAはグラフィックが弱いので、それを補う感じで使える。3次元プロットを自由に回転させたり、さらに一部のケースに絞ってまた回転させてみて散らばりを観察したりとか、そういう分析的グラフィックにおいてはSTATAはAXISの足元にも及ばない。
     しかし、そういう良い道具を駆使してみても、自分の研究はどうも思うような結果がでない。仮説自体に無理があったのかなぁ…。今日もう一日頑張ってみて、ダメだったらこのプロジェクトは中止にするしかないかな。

  • 2001−10−7(日)の夜
     昨日書いた研究の件、どうやら、よさそうな結果が出てくれた。まだもうちょっと詳しく調べてみないとわからないけど、今はその時間がない。
     教えてるクラスは明日が中間テストなので、今日の午後2時から4時まで、「図書館にいるから質問あったら訊きに来い」タイムをやった。授業中にこのことを話したらみんなけっこう喜んでたふうだったので、たくさん来るかなと期待しながら図書館で待ってたんだけど、結局、誰も来なかった。残念。まあ、その間ずっと本を読んでてけっこう進んだので、時間を無駄にしたわけじゃないけど。
     でも、学生たち、明日のテストでうまくやってくれればいいけど…。

  • 2001−10−8(月)の夜
     今日は、教えてるほうのクラスの中間テスト。終わってから何人かの答案をパラパラ見たが、当たり前だけど誤答がいくつもあった。
     いや、もちろん、全員が完璧に解答するなんてことがあるはずはないことは分かってるんだけど、それでも、自分の生徒がちゃんと理解してない事実を知るのは悲しいものがある。「あー、この点についてはいろいろ例を挙げてしっかり話したんだけど、伝わってなかったのかー」とか、ガックリしてしまう。
     まだ採点を始めてないので、学生たちがどの程度正解したのかは分からないけど、ちょっと知るのが怖くもある。
     まあ、このガックリ感は、教育に携わる者の誰もが経験する通過儀礼なのかな。そのうち慣れるのかも?

  • 2001−10−10(水)の夜
     やったー!やったー!やったー!
     ついに、念願の、初の学会発表が決まった。先月申し込んでいた中西部政治学会の2002年大会(来年4月@シカゴ)で研究発表できることになった。同じパネルにはけっこう大物の教授もいるし、これは凄いことになりそうだ。頑張らなくては!
     あと、学生たちのテストを採点したら、思ったほど悪くないことがわかった。他のTAが教えてるセクション(同じテスト問題)と平均点がほとんど変わらないようだ。これには全くホッとした。

  • 2001−10−11(木)の夜
     中間テストを返却して、間違いの多かった問題について解説したのだが、予想通り、「なんで自分の答えだと不正解なのか」という質問が来た。しかも語気が荒い。
     その問題では多くの学生が同じ種の間違いをしてたものだから、何人かが同調して攻めてきた。一生懸命説明したのだが、僕の下手な英語ではなかなか説得できない。抽象的な問題だから説明するのも難しい。学生も興奮して早口になってるので、何を言ってるのかよくわからないし、困ってしまった。
     そのうち、その問題をちゃんと理解してる学生のうち2人くらいが、僕の側に立って反論してくれて、学生同士のディスカッションみたいになった。僕は学生たちの早口についていけなくて、オロオロ聞いてるだけ。そのうちに話が収まったようなので、「もういいかなぁ〜?」と、次に移った。面目丸つぶれ。

  • 2001−10−13(土)の朝
     昨日は、政治学部の学部長の自宅でホームパーティーが開かれた。食べ物飲み物を持ち寄り形式で、更に学部長自らが庭のバーベキュー台で大きな肉の塊を焼いてくれた。
     教授達とその奥さん達、秘書達とその亭主達とさらに子供達、そして院生達とその奥さん・子供・彼氏・彼女、と、総勢50〜60人くらいも集まっただろうか。この大学院に入って2年以上だが、こんなに人が集まったのは初めて。今年から新しく就任したこの新学部長は、教授達の中で人望が厚いのかな?(実際、学生達のソフトボールチームに入って一緒にプレーするような気さくな人)
     そのパーティーでも話題になってたのが、昨日うちの大学の建物の一つで、不審な郵便物の中に白い粉が入ってたとかで、大変な騒ぎになった。近くにいた15人が病院に運ばれ、建物は警察によって封鎖されて厳重な検疫が行われた。
     その建物は僕の研究室のある建物の近くなので、けっこう怖かったんだけど、結局、何でもなかったらしい。病院に送られた15人も全然健康体だったそうだし、建物の封鎖も解かれたそうだ。
     それでも、やっぱり怖いなぁ。こんな田舎にはテロは関係ないと思ってたけど、そうでもなさそうだ。

  • 2001−10−15(月)の朝
     12万ヒット達成しました。いつもありがとうございます。

     初の学会発表が決まったこともあるし、ようやく学会に入会することにした。アメリカ政治学会はウェブ上で申し込みでき、年会費34ドルと、分科会費14ドルを合わせて48ドルをクレジットカードで払った。中西部政治学会はウェブから申込書をダウンロードして、年会費25ドルの小切手と一緒に郵送する。
     いよいよ学会にも加入し、本格的に研究者の卵という感じ!

     この週末も自分の研究を進めたのだが、どうもいまいち。けっこうな時間をかけてデータ入力をしたのだが、どうも僕の予想通りの結果はでてくれない。これまではけっこういい感触がしてたんだけど、う〜ん。

  • 2001−10−16(火)の夕方
     今日の授業の準備で、昨夜は深夜1時半まで研究室に居た。10時や11時は普通だけど、そこまで遅いのは久しぶりだった。
     今日は雨で、授業のころはけっこうひどく降ってたので、予想通り、出席が悪かった。1/3くらいも休んでたかも?今日はけっこう大事なことを話したので、残念。
     1人の学生が授業後に話しに来た。その子は、先週のテストの前日に、料理中に揚げ物が飛び散って手と足にひどい火傷を負って病院に運ばれ、テストが受けられなかったという不運な子なのだが、今度は、おじいさんが亡くなったとのこと。明日と明後日は通夜(?)とか葬式とかで実家に帰るから、金曜日〆切の課題を月曜まで待ってくれないか、と。了解。
     さらに話を聞いたら、この夏、自動車で旅行中に、道路に飛び出してきたヘラジカと衝突して車が横転したとか、9月だったかに、アパートに泥棒が入ったとか、最近は不幸続きなんだそうだ。なんとまぁ…。
     なんというか、学生達にもいろんな事情があるものだ。ほとんどの学生はバイトをしてるし、これの他にも3〜4クラスを履修してるわけだし、家族に事故があったり、失恋したり、病気をしたり、と、様々なことが彼らの身の上に起こる。こっちは1クラスしか教えてないし、授業のときしか学生達に会わないので、教室での彼らを彼らの全てのように思ってしまいかねないが、そうじゃないんだよね。
     もちろん、何でもかんでも甘く認めるということじゃないし、公正であるためには厳しさも必要だけど、少なくとも、学生達の事情を頭に置いて彼らと接するという姿勢は常に必要なんじゃないか、と。

  • 2001−10−19(金)の夕方
     珍しくニューヨークタイムスを読んでみたら、西安事件で有名な張学良が100歳で死去したとのニュースが。
     たしか去年あたり、この人がまだ生きてるらしいということを知って凄く驚いたのだけど、今度は訃報に驚いた。
     今日は、教えてるクラスの方で一つの課題が〆切だったのだが、提出されてきたものをいくつか読んで、けっこうガックリきた(いつもこればっか)。できてる人はすごく良く書けてるのだけど、ひどいものは本当にひどい。自分がどんなに一生懸命に準備して授業しても、サボってる人には伝わらないし、サボった人のためにわざわざWEB上に指示を載せて「WEBに載せておいたから見ろよー」とメールしたりもしたんだけど、それでも見ない人は見ない。ああ空回り。でも、教育ってこういうものなのかな。必要なのは忍耐、か。

  • 2001−10−20(土)の夜
     今週のフットボールは、敵地での試合でしかもTV中継がないので、観ることができなかった。結果は、格下の(はずの)ミネソタ大に28−19で負けたそうだ。どうなってるんだ、もう。
     聴講している「開発の政治経済学」のクラスで、月曜に発表することになったので、今週末はその文献をちゃんと読まなきゃいけない。題材は、Nicolas van de Walle (2001) African Economies and the Politics of Permanent Crisis, 1979-1999.の3・4章と、Peter Evans (1992) "The State as Problem and Solution: Predation, Embedded Autonomy, and Structural Change" in Haggard & Kaufman (eds.) The Politics of Economic Adjustment.。合計で110ページくらい。Evansは前に一度読んだことがあって、そのときのメモとか下線とかが残ってるので読みやすい。しかも、今回の発表は、文献を批判的に検討するとかじゃなくて、ただ内容の要約を言うだけなので、割と気楽な仕事だ。

  • 2001−10−23(火)の夜
     「気楽な仕事」なんて書いたものの、なんだか読むのに時間かかって、結局日曜の夜は3時までかかった。でも面白い文献だったからいいか。
     しかし、月曜日授業に行ったら、先生の話が予定よりも長引いて、僕が発表するところまで至らなかった。発表は水曜に持ち越し。こんなことならもっと寝ておけばよかった。
     そして、4時間くらいしか寝てないせいで、ちょっと気持ち悪くなった。研究室の机に伏せて30分くらい寝たらちょっとよくなった。それから、教えるほうのクラスの準備と、金曜に〆切だったそのクラスの課題の採点。その課題は次のステップに進むための前提なので、なるべく早く返却してあげたくて、眠い目を擦りつつ採点した。それで昨夜は深夜0時ころ帰宅。さらに採点の続きをやって、寝た。
     で、今朝もちょっと早起きして採点の続き。クラスは12:40からなのだが、その直前になんとか間に合った。昼飯を食べる時間がなかった。その課題を返却して、あとは分散・標準偏差の計算のしかたについて講義した。これはけっこううまくいった。ふー。
     ここ数日は今学期で一番忙しいぞ。今夜もこれから明日のための文献読みだー。(ちなみに、Robert Wade (1985) "The Market for Public Office: Why the Indian State Is Not Better at Development" World Development.と、Susan Rose-Ackerman (1997) "The Political Economy of Corruption" in Kimberly Ann Elliott (ed.) Corruption and the Global Economy.の2つ。)

  • 2001−10−25(木)の朝
     忙しい状況が一段落したので、今朝は久しぶりに部屋でコメを炊いている。何で食べようかなー。といってもフリカケか「ごはんですよ」かの選択なんだけど。
     …なんて書いてるうちに炊けた。結局「ごはんですよ」を選んだ。う〜ん、いい朝飯…(食堂でパンケーキを食べるよりずっといい)。
     気がつけばあと一ヶ月半で今学期も終わりだ。しなきゃいけない仕事は山ほどあるんだけど、時間が圧倒的に足りない。来学期は厳しいことで有名な2科目を履修するので、自分の研究に割ける時間は極端に減りそうだ。だから、4月の学会発表の論文も今のうちにやっておくべきなんだけど…。あと別の学会に申し込む予定の研究も進めないといけないし…。
     まあ、そんなことをブツブツ言ってても仕事は進まないんだから、とにかく仕事するしかないんだ。さ、研究室へ行こーっと。

  • 2001−10−26(金)の昼前
     月・水は聴講してるクラス、火・木は教えるほうのクラスがあるので、木曜の2時にクラスが終わると、僕はようやく自分の研究に取り組める時間になる。先週末は聴講のクラスの発表準備をずっとやってて、自分の研究のほうができなかったので、今週末こそはバリバリ進めるぞ、と気合いを入れてた。
     そんなわけで、昨日は夕飯を食べるのも忘れて仕事に没頭してて、気がついたら夜10時で、「そういえば腹が減ったな〜」とか思った。で、研究室の机の中に入ってたお菓子をちょっとと、先輩にサンドイッチを分けてもらってそれを食べて、さらに仕事。たしか、午前3時ころに寮に帰った。
     なんと5ヶ月間もかけて、司馬遼太郎『翔ぶが如く』を読み終わった。寝る前とかにちょっとずつ読んでたもの。う〜、重厚で長大で、すごい小説だった。なんか、うかつに感想など書けないくらいの重さがあった。ところで、どうして岩倉具視は紙幣の肖像になったんだろう。大久保利通じゃなくて。

  • 2001−10−27(土)の夜
     今日のフットボールの試合は敵地でウィスコンシン大と。テレビ中継が無いようだったので、インターネットラジオで実況を聴きながら仕事してた。でも、どうも楽しめない。やはりフットボールは目で見ないとイマイチだな。結果は、42−28で勝利。ウィスコンシンも今季は調子悪いみたいだな。
     来週はいよいよミシガン大との対決。このカードはミシガン州民にとって毎年秋の一大イベントである。うちの大学が会場なので、僕は顔ペイントで応援に行く。
     それにしても、来週末は忙しいぞ。金曜は同僚達とハロウィーンパーティーで、土曜はフットボールで、日曜はデトロイトまでNBAの試合(ピストンズ−ウィザーズ)を観に行く。あのマイケル・ジョーダンを観る!

  • 2001−10−30(火)の朝
     うちの大学では、毎週末、大きな教室を使って映画上映が行われていて、たった$2で観ることができる。めったに行くことはないんだけど、この週末は金・土・日と3夜連続で「スターウォーズ」3部作(エピソード4〜6)をやってたので、全部観に行った。
     今までちゃんとこの映画を観たことはなかったんだけど、6年前にバックパック旅行をしてたときに「ジェダイの復讐」(エピソード6)の文庫本(もちろん日本語版)が他の旅行者から回ってきて、その後しばらく日本人の旅行者と会う機会がなくて他の本と交換できなくて、2〜3回も読み返した記憶がある。6年も前に読んだのに、けっこう覚えてる場面とかがあって、面白かった。エピソード1も観てみようかな。

     教えてるほうのクラス、今日は正規分布・標準正規分布などを教える。実例を使ったほうがわかりやすいと思って検索してたら、日本人男児の平均身長と標準偏差の表があったので、ここから例を取ることにした。しかし、17歳の平均身長が170.0cmって、意外に高いもんだな。167とかそのくらいかと思ってた。

  • 2001−10−30(火)の夜
     正規分布・Z値のとこ、多くの学生がいつもここでつっかえると聞いてたので、ここぞ自分の教育技術の見せ所じゃないか!と張り切って準備して今日のクラスに臨んだ。
     まず先週の復習。標準偏差の意味などについて話して、それを正規分布への導入に繋げるようにした。いくつか簡単な例を出した後、「A君は第1回テストで50点だった。第2回テストでは60点だった。第1回テストの平均点は60点で標準偏差は10点、第2回テストの平均点は90点で標準偏差は15点。さて、他の学生との比較で見ると、A君はどっちのテストでより良い成績を取ったか。」という問いを発した。期待通り、1人の学生が発言して、期待通りの答えを言ってくれた。で、「さあ、それを踏まえて第5章に入ろう」
     で、17歳日本人男子の平均身長・標準偏差の例なんかを挙げながら、正規分布の説明をした。Z値の出しかたを話した後、次はいよいよ、正規分布表の見方。「はい、じゃあ教科書の巻末に載ってる正規分布表を開いてー」と言った直後、恐るべきことに気づいた。なんと、ほとんどの学生が教科書を持ってきてないのである!
     29人の学生のうち、出席してたのが確か25人。そのうち、教科書を持ってたのはたった5人くらいしかいなかった。なんたること…。
     どうしようかちょっと迷ったが、次回に回すことにして、やめた。実際、時間も押してたし。
     それにしても…、あぁ…(脱力)。

  • 2001−10−31(水)の夜
     コピーやプリントアウトした論文はいつもホチキスで綴じてるのだけど、枚数が多いとなかなか針が通らなくて、イライラすることが多い。針が曲がってしまったりとか。この、腹に溜まるイライラ感は、頻繁にあることだし、健康にも良くないなと思って、大きなホチキスを購入した。60枚まで綴じられるモノで、$20。安いものではないけど、長く使えるし、商売道具の一つだし、と思って奮発した。
     新しい文房具を使うのはけっこう楽しいもので、今日は喜んでいろいろ綴じまくった。ハンドルが長いので、テコの原理で軽い力で綴じられるし、いままで苦労してた枚数を簡単にポチッとやれるのが楽しくて、既に綴じてあった論文のホチキスをわざわざ外して綴じ直したり(←馬鹿)。


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