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留学記「大学院をミシガンで」

9月 < 2002年10月 > 11月


  • 2002−10−1(火)の夜
     今日は洗濯しなきゃならないので早めに帰ってきた。あと20分くらいで乾燥が終わる。試験前でも、洗濯しないでは生活できない。(でも、乾燥機を使って一気に乾かすので、日本で一人暮らししてたときみたいにいちいちハンガーにかけて干す手間がかからないのがいい。当時は、乾いたものを畳んでタンスにしまうのが面倒なので、乾いてもそのままハンガーにかけたままにしておいて、着るときにハンガーから取って着るようにしていた。今思うとすごい生活してたな、自分…。)

     試験前でも、TAの仕事はもちろんあるので、それにもけっこう時間がかかる。今日は、明日の授業の準備や配布物を作ったりとかでひどく時間がかかった。
     比較政治学のコンプまで、残るは水・木の2日限り!

  • 2002−10−3(木)の正午
     さて、明日の朝8時から、72時間持ち帰り形式の試験。いよいよ前日になったけど、前の方法論のコンプ直前のときのような緊張とか興奮とかは全然感じない。なんといっても、3日間という長期戦であり、全く未知の問題が出たとしてもある程度は対処できるだろうから。前回の8時間テストでは、かなり精神集中して解いていかないと間に合わないような時間と問題数のバランスだったけど、今回の3日間・3問論述式だと、もっとリラックスして取り組める。っていうか、前回のような集中・緊張が3日間も続くはずないし。
     そんなわけで、明日からのテストでは、ペース配分も考えて、ちゃんと旨いものも食いながら、適度の気分転換も入れながら、落ちついて取り組むことになりそう。もし余裕ができたらこのサイトの更新もするかも?

  • 2002−10−4(金)の午後1時
     開始から5時間経過。今朝ドキドキして受け取った問題は、拍子抜けするほど簡単。いや、簡単っていうか、自分にピッタリ合ってるという感じか。
     3問を選んでそれぞれ10枚以内で論述するのだが、1問は、過去問で頻出なので先に答案を書いて準備しておいた問題がバッチリ当たった。ちょっと問題文が変わってたので、それに合わせて段落を2つ削って完成。所要30秒。あとの2問は、僕の得意分野である選挙制度とその影響について。1つの分野の知識で2問答えられるとは、まるで僕のためにあるような問題だ。
     コンプがこんなに簡単でいいのかなー、なんてちょっと思ったけど、でも、これを簡単と思えるだけの知識を蓄積するのにこれまで長い時間かけてきたわけだから、報われたってところなのかな。あと、持ち前の強運がここでも見事に発揮された、と。
     さて、同時に受験してるR君とRちゃんは今頃どうしてるかな…?

  • 2002−10−4(金)の深夜1時半
     17時間半経過。残り1問だけ。それは明日やることにして、今から寮に帰って寝る。

  • 2002−10−5(土)の午前10時半
     2日目の戦闘開始。26時間半経過・残り45時間半。今夜で一通り書き上げて、明日は推敲だけにしたいものだ。

  • 2002−10−5(土)の午後11時
     2日目の夜。なんとか今夜中に一通りは書き終われそうだ。遅くなりそうだけど。1時か2時には帰れるかな?現在、39時間経過・残り33時間。

  • 2002−10−6(日)の午前5時
     ようやく一通り完成したけど、徹夜になってしまった。朝5時まで起きてるのは久しぶりだー。今から寮に帰って寝て、起きてから推敲に入る。現在、45時間経過・残り27時間。

  • 2002−10−6(日)の午後4時

     ついに終了。さっき、学部秘書室のドアの下から中に滑り込ませてきた。
     ぐあー、ついに終わった。。
     苦しい苦しい3日間(2日半?…56時間)だった。問題は簡単でも、ちゃんとした答えを書くのはやはり大変。完成した答案は、表紙+本文23枚+文献リスト5枚(引用文献数43)。本文のうち8枚は事前に準備しておいた部分だけど、それ以外の15枚はこの試験中にガシガシ打ち込んだものだ。しかも、多くの文献に再び当たり、新しい文献もこの間にいくつか読んだし。あー、疲れた。気が抜けた。

     一年生のときからずーっと、コンプという存在は気にかかっていたわけだが、ついにそれを通過した。まあ、合格してるかどうかは別問題だけど。とにかく、博士号を目指す過程のうちの極めて大きな通過点を今、渡った。

     これからちょっと気分転換期間に入る。TAの仕事はもちろん休めないけど、それ以外はストップして、頭のネジを緩める。再び自分の研究に取りかかりたくなるまで、それがいつかは見当もつかないが(3日かもしれないし、3週間かもしれないし)、充電する。今夜たっぷり寝たら、明日は走りに行って、筋トレも再開するぞ!控え目にしてた酒も、盛大に解禁!毎日呑むぞ!爆発するぞ、自分!ぐはーーー!!

  • 2002−10−8(火)の昼過ぎ
     充電期間とか言っても、TAの仕事がけっこうあるので、割と忙しい。中間テストが昨日あったので、それの採点もしなきゃいけない。
     今朝は散髪に行ってきた。かなり伸び放題のボサボサだったので、すっきり。今夜は、今シーズン初のアイスホッケー観戦へ!

  • 2002−10−9(水)の夜
     昨夜のホッケーの試合は、6−2で勝利。まだシーズン初めなので、チーム全体に不安定な感じもしたが、これからに期待だ。
     公式戦はまだ始まってなくて、昨日はまだExhibition Game。相手はウエスタン・オンタリオ大学。スポーツの試合の前には必ず国歌斉唱があるのだが、昨日は相手がカナダの大学なので、米加両国の国歌が唄われた(カナダ→アメリカの順で)。
     僕は、この国歌斉唱のひとときが大好きだ。観客が全員起立して、帽子を取って、なんというか、会場全体が荘厳な雰囲気に包まれる。昨日の場合はカナダ国歌も流れたので特に。国家と国家のシンボルに対して、人々が愛着と尊敬と矜持を示すというのは、美しいことである。悪ガキっぽい若い学生も、普段は騒がしい小さな子供も、このときばかりは黙って、会場に掲げられている国旗を静かに見つめる。パーティーに明け暮れて、遊ぶために大学に通っていそうな学生が、こんなときは当然のように帽子を取って、片手を胸に当てていたりして、それを見るとなぜかこっちも嬉しくなる。
     日本にもいつかこんな日が来ればいいなぁ。

  • 2002−10−11(金)の午前中
     ノーベル物理学賞を受けた小柴昌俊・東大名誉教授についての読売新聞の記事に、こういう一節が:

    自らの研究テーマについては「実生活には役に立ちません」と言いながらも、「人類共通の知的財産を増やすだけでも意味があるのでは」と言葉に力を込めた。

     全く同感であるし、それは社会科学にもいえることだと思う。人間が知的生物である以上、知的探求と知識の蓄積にはそれ自体に意味があるはずだ。
     特に政治学のような分野では、実際の政治問題への関心や問題意識からスタートしてこの世界に入ってくる人が多い(僕を含めて)ので、基礎研究・理論研究の意味が理解されにくい場合がある。特に、現代政治学の最先端の理論研究では高度な数学が駆使されることもあり、「それが何の役に立つんだ」「現実の政治に対してどんな意味を持つんだ」という批判が行われたりする。
     しかし、(1)基礎研究をおろそかにした応用や処方箋はその土台が危うい、(2)上述のように、知識の蓄積それ自体に価値がある、(3)役に立つ/立たないを基準に研究テーマを選ぶことは、重大な意味を宿しているけど目立たないテーマを死角にしかねない、というようなことも考えるべきだろう。

     しかし一方、「役に立つ」ということも1つの価値であることも確かである。他の条件が同じならば(ceteris paribus)、役に立たないよりは立つほうがいいに決まってる。それについては全く異論がない。「科学性」を追及する姿勢が行き過ぎて、今度は役に立つかどうかを問うことさえをいかがわしいと思ったり、役に立つものは科学性が低いとか思ってしまうような傾向が一部にはあるようで、それはやはり変だ。それはきっと、ハード・サイエンスに対する屈折した劣等感から来てるのではないかと思う。

     結局はバランスが大事なんだろう。穴を深く掘り進んでる途中でも、どうして穴を掘り始めたのかを時には思い出すようにするべき。一方、穴を掘る意欲に溢れていても、結局は穴掘りの方法と技術に熟達しないことには仕事は進まない。
     「熱い心と冷静な頭脳」、というのは筑波大時代に江崎学長がよくスピーチで話していたことだったと思うが、そういえばあの人もノーベル物理学賞だっけ。

  • 2002−10−12(土)の昼過ぎ
     パソコンの調子がいまいちで、たまに止まったり不可解な動きをするようになってたので、コンプ終了で時間ができたこのチャンスに、WINDOWSを再インストールした。キレイすっきり、宿便の取れた感じ。アプリケーションも全て最新バージョンを入れ直した。リアルプレーヤーはいつの間にかリアルワンという名に変わってたようだ。その他、愛用してるソフト、Becky!とかMKEditorとかも、新バージョンに。
     LaTeXも入れ直し。博士論文をなんとかLaTeXで書きたいので、フォーマットのこととかいろいろ勉強しなきゃならん。LaTeXで論文を書くのに、WinEdtをこれから使い始めようかと思ってインストールしたんだけど、すごい多機能と、自分で設定できる項目の多さにビックリ。使いこなせるだろうか!?でも、30ドルの価値は十分にありそう。

  • 2002−10−13(日)の夜
     【24万ヒット】達成しました。いつも有難うございます。23万のときから僅か3週間です。平均すると1日476件の計算になります。最近また一段とアクセス数が上がったようです。この数字には自分でも驚くばかりです。これからもどうぞ御愛顧ください!!

     で、今夜はいまから寝袋持参で、チケットオフィスの前に泊まり込みに行く。明日の朝8時からバスケのシーズンチケットの受け取りで、いい席を取るためには4時とかに行かねばならないが、そんな早く起きて行くよりは今から行ってそこに寝た方がむしろ楽だと思って。最前列とか取れるかな〜!?

  • 2002−10−14(月)の夜
     バスケのチケット取り、昨夜は11:30にチケットオフィスのある建物に着いたのだが、一番乗りを夢見ていたのはかなり甘かったようで、既に7〜8人くらいが並んでいた。その中に元教え子がいて、お互いビックリ。
     予想外だったのは、建物のドアが開いていなかったこと。中の廊下で寝ていられると思ってたのに、外で夜明かししなきゃいけないとのことだった。昨夜はかなり冷え込んでいたので、いったん寮に帰って、重装備を整えて戻ってきた。その間、元教え子が僕の場所をキープしていてくれた。
     他の待っている連中は、徹夜するつもりでトランプとか酒とかを持ち込んで遊んでいたが、僕は絶対に寝るつもり。「寒さで死ぬぞ」と止められたが、でも寝た。登山用の保温下着を着て、その上に厚着して、寝袋とシュラフカバーの中に入って、キャンプ用携帯マットレスの上に寝た。ちょっと身体が冷えたけど、なんとか寝られた。寝袋の隙間から見える星空が綺麗だった。
     朝4時、どういうわけか、ドアが中から開いたので、全員で屋内に移動。外よりずっと暖かくて、助かったと思った。もう一眠り。
     朝8時、いよいよチケット受け渡し開始。相手チームベンチの斜め後ろ、コートから3列目のチケットが取れた(同僚の分と合わせて3枚)。実はこれは去年の席と全く同じである。素晴らしい席なのだが、深夜前から行って必死の思いで野宿したのに、去年と同じではなぁ…。(去年チケットを受け取りに行った先輩は朝の4時ころに行ったとのこと。去年のこの日は天気が悪かったそうだから、そのせいだろうか?)

  • 2002−10−15(火)の午後
     来年4月の南西部政治学会(SWPSA)の報告申し込みが今日〆切で、たった今送信した。某内部事情のために、これが採用されることは既に内定している。場所はテキサス州サンアントニオ!アメリカの南のほうに行くのはこれが初めてになるし、聞いたところではいい街らしいので、非常に楽しみである。

  • 2002−10−16(水)の昼前
     政治学部秘書のシャーリーさんからメールで、留学生への書類があるから取りに来いとのこと。秘書室に行ったら、入国管理関係の規定が変わることについての3ページの文書を渡された。
     昨年のテロ事件に留学ビザで入国してた人が犯行に関わったとかで、それ以来、米国政府は我々留学生の管理をもっと厳しくしようとしている。パレスチナ系カナダ人の同僚は、係官がアパートに来るかもしれないからと、マリファナを友達に預かってもらっていた(笑)。
     来年1月30日に発効する規則では、留学生は大学に届け出る現住所に、学部の住所や私書箱を使ってはいけないことになるそうだ。僕らのように、授業を担当してる院生は、自分の学生に住所が知られると嫌だからと、学部の住所を大学に届けてたりする人もいるのだが、外国人に限ってはこれからそれができなくなる。僕はもともとそうしてなかったからいいけど。
     また、就労目的で留学を名目にする人を防ぐために、留学生は決まった数の単位を取らなければならないことになっていて、これは前からずっとそうなのだが、今まではそれの例外がけっこう認められていたらしい。でも、今度の規則改訂で、例外の認定基準が厳しくなるとか。まあ、僕のような「授業を取り終わって学位論文に取り組んでいる大学院生」はこれまで通りに例外が認められるそうだが。

     コンプ終了後、「充電期間」と称してペースを落した生活を送ってきたが、そろそろエンジンを全開しよう。

  • 2002−10−18(金)の夜
     今日は、教えてるほうのクラスで短いペーパーの〆切があった。33人中27人が提出。毎学期、このあたりから脱落者が増え始めるんだよなー。あと、名前無しのペーパーが1つ。誰のだ!?
     この週末はひたすらこれの採点。月曜に返却できるように頑張ろう。

  • 2002−10−19(土)の夕方
     今日はフットボール観戦に行ってきたのだが、嗚呼、もう…。
     ミネソタ大学に、7−28の完敗。攻撃も守備も機能不全&壊滅状態。よい選手を揃え、高い前評判でシーズンに突入したチームだったのだが、シーズンの半ば過ぎの段階で、完全に空中分解。ファンの間にも呆れと諦めムードが充満していて、今日も試合途中で席を立つファンが非常に多かった。また、試合前のスタジアムの周りでは、チケットを売ろうとする人が凄くたくさんいた。
     これまでの試合での不甲斐なさを今日も繰り返したことで、監督解任論議にも更に拍車がかかるだろう。それだけが今日の試合の成果と言えるか!?

     面白いニュースを1つ。おとといのプロアイスホッケー(NHL)のある試合で、全裸の観客が客席とリンクの間の透明のパネルを乗り越えてリンクに闖入。

     彼は氷上に着地したと同時に転んで、頭を氷に強打して失神。身動き1つしなくなったという。
     担架に乗せられて運び出されるとき、1万5千人のファンは総立ちの拍手で見送った。その音で意識を取り戻したその男は手を挙げてその声援に応え、さらに会場を沸かせたとのこと。

  • 2002−10−21(月)の昼過ぎ
     やっと採点終了。週末丸々かかってしまった。
     急いで論文のほうに取りかかろう。仕事が遅れてるので、共著者の先輩に迷惑がかかってしまう…。

  • 2002−10−22(火)の朝
     嬉しいニュース!来年4月の中西部政治学会に申し込んでた報告プロポーザルが、採用されることに決まったとのメールが届いた。これが自分にとって2度目の学会発表になる。また、前回のは先輩との共著だったので、自分一人での研究を発表するのはこれが初めてになる。
     来年4月はすごく忙しくなりそう。3−6日は中西部政治学会でシカゴ、16−19日は南西部政治学会でテキサスに行く。また、その時期は教える方のクラスで採点の仕事が多い頃であるし、実は来学期は授業を1つ履修する予定でもある。ぐ〜。
     でも、学会発表は名前を売って人脈を広げる大きなチャンスだから、頑張っていい論文を書こう。

  • 2002−10−24(木)の午前中
     冷え込みが厳しくなってきた。昨夜は深夜近くに寮に帰ったのだが、手袋なしで自転車に乗ったこともあってすごく寒かった。で、ホットウィスキーを飲んで、身体を暖めてから寝た。足の先までポカポカしてきて、いい感じ。冬はこれだね。

  • 2002−10−24(木)の夜
     今夜はホッケー観戦に行ってきた。スペリオル湖大学を迎えての試合。今シーズンの公式戦5試合目で、これがホーム開幕戦である。結果は7−0で圧勝。これが、Comley監督の通算600勝目になった。
     しかし、今夜はビッグニュースが飛び込んできた。うちのフットボールチームの正クォーターバックであるJeff Smokerが、「チームの規則を破った」ということで出場停止処分を受けた。詳しい理由などはまだ明らかにされていないが、明後日の試合は控えのDamon Dowdellが先発することになった。
     詳細は分からないが、半壊状態にあるチームにとって、新たな衝撃である。いったい、どこまで落ちてゆくのか…。

  • 2002−10−26(土)の深夜
     午後、バスケの公開紅白戦(チームカラーにちなんで、Green & White Gameという)を観に行った。公式戦開幕まであと約一ヶ月である。
     今日もっとも驚き、嬉しかったのは、去年のシーズン途中に脚に大怪我を負って、選手生命すら危ぶまれていたアダム・ウールフが先発で出場し、元通りの華麗な3点シュートを何本も決めていたこと。彼は背が高くてインサイドの選手なんだけど、長距離シュートも上手である(白人の長身選手にはこのパターンが多い)。まだ脚は本調子でないらしく、全力では走れないようだったが、この調子ならシーズン後半にはかなりの戦力になってくれそう。
     他は、クリス・ヒルは相変わらず素晴らしい。アラン・アンダーソンも上々。ただ、ケルビン・トーバートはやはりシュートが入らなくて困ったものだ。去年よりはマシっぽいが…。
     4年生のインサイド・コンビのアナガニエとバリンジャーは去年通り。4年生にもなると大きな変化はないんだろう。
     新人選手について言うと、短大からの編入生であるラシ・ジョンソンは、けっこう使えそう。正PGはヒルだろうが、ヒルが休む間はジョンソンが十分にその役を果すだろう。来年はジョンソンを正PGにして、ヒルを本職のSGに専念させたいものだ。あとは、超大物新人のポール・デービスは、大学レベルに慣れるまでもう少し時間がかかるかという感じ。でも大器の片鱗も見せていた。シーズン後半には大きな戦力になってくれるか。
     とにかく、昨シーズンずっと選手の駒不足に悩まされていたのが嘘のように、今年は非常に層の厚いチームになった。フロントコートはアナガニエ・バリンジャー・ウールフ・アンドレアス・デービス・ローベック、バックコートはヒル・アンダーソン・トーバート・ボグラコス・ジョンソン・エイガーと、なんと、まともレベルのチームを2つ作れるではないか!今年は非常に期待できる。開幕が待ち切れない…!!

     で、バスケに期待を膨らませたあとは、ボロクソ状態のフットボールを観戦に行った。ウィスコンシン大学を迎えての試合で、照明の元で午後7時キックオフ。夜の試合は僕は初めてだった。
     試合開始からいきなり2TDを奪われたとき、まだ1Qの半ばだというのに、学生セクションからは監督をクビにしろとのコールが始まった。このチームに対するファンの不満はかなりのレベルまで達している。前半終了時に3−28という大差をつけられていて、多くのファンがその時点でスタジアムを去った。後半に入ってからも、チャンスを逃すたび、点を取られるたびにスタンドの空席は増えていった。僕は今まで試合終了前に帰ったことはなかったのだが、今日はついに、残り7分くらいで家路についた。一緒に行ってた先輩が帰ると言い出したので、僕も帰ろうかと。最終スコアは24−42だったそうだ。沈みに沈むこのチーム。あるメディアでは、「大学フットボール界のエンロン」と言われてしまった。

     いいんだ、俺達にはバスケがあるから!

  • 2002−10−29(火)の午後
     ふー。
     ここ数日は論文に取り組んでいて、ちょっと壮絶だった。4月の学会で発表した先輩との共著論文をいろいろ改訂する作業で、僕がコンプの勉強をしてる間ずっと棚上げしてたもの。昨夜は2時半ころ帰宅して、今朝は9時半から研究室に。全く寝に帰るだけの寮だ。その前の晩もたしか5時間くらいしか寝てない。
     でも、ようやく一段落ついた。あとは英語をチェックしてもらうだけだから、近いうちにジャーナルに投稿できそう。最初は高望みして一流レベルのジャーナルに送ってみるつもり。これが僕の初投稿になる。

  • 2002−10−31(木)の午後
     中間選挙が来週火曜に迫ってきた。新聞・テレビは連日選挙のニュースを伝えているが、やはり2年前の選挙よりは盛り上がりのレベルは低いようだ。大統領選挙があるないでは大違いなんだろう。それに、2年前の大統領選挙は史上稀にみる接戦だったわけだし。
     ここミシガン州では知事選挙も行われてるのだが、民主党のGranholm候補が大幅にリードしているとのことで、いまいち盛り上がってない。上院議員選挙でも、民主党のベテラン・Levin候補が楽勝ムード。下院では、うちの大学が含まれるミシガン州8区で、2期目をめざす共和党のRogers候補がこれも楽勝体勢。2年前の初当選のときはギリギリなんとか勝ったんだけど、今回は余裕で勝つようだ。
     でも、全国的には接戦になってるようだ。昨夜、僕が前に議会政治のクラスを習ったR教授による特別セミナーがあって、今回の選挙のことをいろいろ話してくれたんだけど、上院はどっちの党が多数を握るかまったく分からない情勢のようだ。下院は共和党が過半数を守りそうだというが。
     2年前の大統領選はとんでもない接戦になったし、上下両院で両党が拮抗してるし、アメリカの政治は、どちらの党も優勢でない、「50−50」的になってきてるようだという。面白いなー。

  • 2002−10−31(木)の夜
     いよいよ発表された、ESPN/USA Todayによる大学バスケランキングによると、うちは10位とのこと。1位から10位までは順に、アリゾナ、カンザス、オクラホマ、ピッツバーグ、テキサス、デューク、フロリダ、アラバマ、オレゴン、ミシガンステートというランキングになっている。BIG10の他チームは、21位にインディアナ、24位にミネソタ、25位にイリノイが入っている。
     今年のチームにかなり期待してる僕としては、10位でもまだ過小評価の気がする。今に見てろ!


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