- 2003−8−1(金)の朝
そういえば今日はフットボールのバラ売りチケットの発売日だった。買うかどうか迷ってるうちにもう今日になったので、やはり止めておこう。
来年の1年生はいいプレーヤーが入団してくる予定だが、今年はやはり「再建の一年」になることだろう。昨シーズン途中に麻薬中毒で出場停止になったQBスモーカーが今年どうやら復帰してくるらしいので、その場面は観たいけど、でもチーム自体はまた恥ずかしい成績に終わる可能性が非常に高い。ミシガン大との伝統の一戦は今年はこっちで行われるのだが、またボロクソにやられるだろうからあまり観たくない。
あと、実はタダでフットボールを観る裏技がある。前半終了時に大きく負けている試合では、ハーフタイムの間に帰る客がけっこういる。そういうときは、帰ってゆく客のためにスタジアムのゲートが開放されて、そこに見張りの職員もいないので、何食わぬ顔をしてそこから忍び込めるのである。で、観客席にはけっこう空席ができてるので、適当な場所に座る。
この方法でちょっとだけ観に行こうかと思う。やはりフットボールの雰囲気は楽しいので。
- 2003−8−4(月)の朝
さて、気がつけばあと3週間で秋学期開始。今年の夏は短かった気がするなぁ…。
博士論文のプロポーザルは、テーマはほぼ確定、今はいろいろ文献を読んでアイデアを練っているところ(図書館間貸借で日本語の文献まで取り寄せている)。まだ文章自体は書き始めていない。それもそろそろ始めねば。
それにしても、ここのところ、生産的な日とダラダラしてしまう日の差が激しい。夏の間は授業を教えなくていいから毎日ずっとこの仕事をやってられるのはいいんだけど、そのせいでメリハリがなくなってしまうのかなぁ?さて、今日は頑張るぞ。
- 2003−8−5(火)の夜
午後、研究室でなんか煮詰まってしまったので、散歩に出た。ふと、うちの大学の教科書を扱っている本屋に入って、僕が来学期に教えるクラスの教科書が入荷されてるかどうか見たら、ちゃんと3冊とも揃ってた。教科書を発注してからたぶん一週間も経っていないのに、これは凄い。
その売り場の本棚には、各教科書のとこにそのクラスを教える教員の名前も表示されているのだが、ちゃんと「MAEDA」と書いてあったので思わずニヤニヤした。
- 2003−8−7(木)の夜
今日は大学院の仲間で野球観戦に行ってきた。隣り街にあるマイナーリーグ球団の「ランシング・ラグナッツ」の試合。僕はこの球場に行くのは2度目だったが、一緒に行った同僚たちはほとんど初めてとのこと。
試合はなんと9−1で大敗。ラグナッツの守備陣は草野球並みの凡エラーを繰り返し、締まりの無い試合になってしまった。打者も打率1割台だったりとかするし、どうもこのチームは相当に弱そうだ。
球場の雰囲気と野球観戦自体はやはり楽しかったが、試合内容についてはもう絶句。今シーズンはもう行かないでおこうか…。
- 2003−8−9(土)の朝
新年度から研究室の部屋割りが変更になるんだけど、僕は同じ部屋に残れることになった。今まで3年間、2人部屋を共用してきたB氏は、上の階に移動。彼は、今度うちの学部に編集部が移ってくる"Journal of Politics"誌の編集の手伝いをすることになったため、そのオフィスに移るのである。
B氏の代わりに、新しく入ってくる新入生の1人が僕と同室になることになった。彼はまだ到着していないが、名前からするとアメリカ人っぽい。
で、昨夜は研究室の机や本棚などの配置を変えた。これまでの配置よりもかなり機能的になった気がする。別の部屋から、使ってないキャビネットを1つ貰ってきて、収納スペースも増えた!
- 2003−8−10(日)の深夜
僕の寮では2部屋で1つのトイレ・シャワー室を共用する仕組みなのだが、ここ数ヶ月くらい隣に住んでいた人が出て行ったようだ。1度も顔を合わせたことがなかったのだが、掃除のおばさんが空になったその部屋を掃除していて分かった。おばさんに訊いたら、次の人は今度の土曜まで入ってこないとか。それまではトイレもシャワーも独占して使える♪
実は、その隣人が出て行ってくれてホッとしたのである。というのは、その人はトイレを汚してしまうことがけっこうあったから。
男性が立って小便するときは、トイレの便座を立てて使用するわけだが、どうもその人は便座を立てずにすることがあるらしかった。そんなことをしたら便座に小便のしずくがかかって、汚くてしょうがないのだが、これまでに数回、便座に黄色い液体がついてたことがあったのである。その人は大便時に座るときに嫌じゃないのだろうか?公衆便所ではそういうことはよくあるけど、自分がいつも使うところだというのに…。
僕はそれがもちろん非常に嫌だったのだが、挨拶もしたことのない人にいきなり「あんたの小便の仕方が許せない」と言いにいくのはどうもためらわれ、しかも、それがその人の習慣なのなら文句を言っても止めてくれない可能性も高いし、逆ギレされてさらに何かされたら嫌だし。
というわけで、その人がこの夏限りで出て行ってくれることを祈っていたのである。よかったよかった。さて、次はどんな人が入ってくるやら…。
- 2003−8−12(火)の昼
もうすぐ夏休みも終わり。今日から2週間後には、僕が教える「アジアの政治」のクラスもスタートする。
僕ら博士課程の院生にとっては、夏休みこそが自分の研究に没頭できる時期であり、だから指導教授からもこの時期にバリバリと研究を進めることが期待されていて、プレッシャーも大きい。最近は同僚たちと顔を合わせる度に、「信じられない、もう夏も終わりだ…」とひきつった顔で話し合ってる。
先日野球観戦に行ったときに、メガネを地面に落としてしまってレンズに傷がついた。仕方なくレンズを交換しようと思って、今日、店に持って行った。この5月にやった視力検査のときの診断書に基づいて新しいレンズを今のフレームに入れてもらう。2年半前にこのメガネを作ったときと同じ種類・同じ加工のレンズを入れてもらうのだが、$125かかるとかで、ギャフン。しかも10営業日くらいかかるとかで、その間はメガネ無し生活。まあ、僕がメガネを必要とするのはスポーツ観戦に行くときくらいなので、まあいいか。
あと、その帰りにクルマのオイル交換に行ってきた。3000マイル毎にするべきらしいのだが、5月にこのクルマを買ってからもう3100マイルくらい走ったので、そろそろしなきゃ、と思って。
友達に勧められたJiffy Lubeという大手チェーンのところに行った。オイル交換以外にもいろいろ点検してくれたのだが、前の持ち主がちゃんと整備していたらしく、何も問題ないとのこと。でも、次回オイルを交換する際には他にもいろいろ交換すべきモノがあるらしく、けっこうな出費になりそう。今回は約28ドル(友達から貰った7ドル引き券を使って)。
愛車の調子がいいというのはなんとも嬉しいねぇ。
- 2003−8−14(木)の昼
フットボールのニュース。昨シーズン途中に麻薬中毒でチームメンバーの資格を無期限で停止されたうちのQBスモーカーが昨日、正式にチームに復帰した。これまでもチームと一緒に練習し、なんとチームの集合写真にも一緒に写っていたので、処分が解かれるのは近いと思われていたのだが、ついにチームに正式復帰。これまで、麻薬中毒からのリハビリに加えて、「常識回復」のためとして監督から課された、朝5時半からのトレーニングや病院などでの奉仕活動をやり遂げたのだそうだ。
開幕戦のウエスタンミシガン大学戦まであと半月になっていよいよスモーカーが復帰し、スタントン・ダウデル・スモーカーの3人による正QBの座を巡る争いが更に面白くなった。開幕戦はぜひ見たいんだけど、そのときは学会でフィラデルフィアに行っちゃってるんだなぁ…。
- 2003−8−14(木)の夜
アメリカ北東部大停電。僕の住む地域も影響圏内だけど、幸いにもうちの大学は構内に自前の発電所を持ってるので(!)、学内はちゃんと電気が通っている。しかし、キャンパスから一歩出ると停電地帯。さっき研究室から帰るとき、車でキャンパスの北辺にあたる道路を走ってみたが、キャンパス内には明かりがあるのに対し、道の反対側は街灯も店の灯りも消えて全くの暗闇に閉ざされていた。
それにしても、信号の消えてしまった交差点で、通行する自動車が一台一台交互に秩序正しく通行している様子には感心した。
僕は学内の寮に住んでいるので電気は通っているのだが、この地域全体で断水が起きる可能性はあるらしい。明日の朝になって水が止まっていたらビールで顔を洗おう♪
うちの大学内では電気が通っているので、ミシガン州のグランホーム知事がうちの大学内の建物を使って記者会見したそうだ。また、地元有力新聞のLansing State Journalはうちの大学の大学新聞であるState Newsのオフィスに避難して編集作業をしているとのこと。
- 2003−8−15(金)の夕方
大停電の続報。断水などは結局起きず、うちの近所は今朝までに電気が復旧した。道路ではちゃんと信号が点灯し、何事もなかったかのような一日になった。
しかし、州知事は州南東部の5郡について「非常事態宣言」を発令した。州内最大都市のデトロイトではあと2日間も電気が戻らないかもしれないとのこと。大きなトラックで水を病院などに運んだりする作業が行われているそうだ。昨日も今日も暑かったが、この暑さが更に続いて電気が復旧しなかったら、多くの死者も出るかもしれない。こうなってみて初めて分かるのだが、都市というものはなんとも脆弱なものだ。
- 2003−8−17(日)の昼
この夏はずっと涼しかったのだが、ここ数日は非常に暑かった。昨日は研究室の冷房が止まってて、汗がジワーっとにじみ出てくるような感じになったので、図書館へ避難した。中央図書館は閉館日だったので法学図書館へ。そっちは冷房がキンキン効いてて、涼しくなったら今度は眠くなった。
夏休みもいよいよ残り一週間。博士論文のほうにずっと取り組んできたけど、そろそろ教える授業の準備にもちゃんと取りかからねばならない。
- 2003−8−18(月)の深夜【37万アクセス到達しました】
今日は二日酔いでずっと調子が悪く、ほとんど仕事にならなかった。反省。こんなことじゃ何年かけても博士論文は終わらないだろう…。
- 2003−8−21(木)の朝
去年ネットオークションで買った激古パソコンは、ちょっと前に突然御臨終してしまった。WINDOWS95のシステムをフロッピーで買えば復旧させられそうだが、そこまで投資する価値もないかと思って、そのまま廃棄することに。
で、研究室で書き物をするためにやはり研究室にもパソコンは置いておきたい(寮で使ってるノートパソコンを毎日持ち歩くのは面倒くさい)。いろいろ思案していたのだが、ひょんなことから、うちの学部の古くなったパソコンを使わせてもらえることになった。96年式のDELLのデスクトップで、WINDOWS95搭載、メモリはたった32M。でもけっこう使える。データ分析を走らせるのはキツそうだが、LaTeXとWinEdtをインストールしたらちゃんと走ったので、もう満足。メールチェックもできるし、動作はノロいけどWEBも見られる。
- 2003−8−23(土)の朝
シラバスは昨日完成させて、人数分+ちょっと余分を用意した。僕のクラスに登録してる学生数はまた増えて45。一ヶ月前くらいには25人くらいだったのに、それからジワジワ増え続けている。今回は学部上級レベルのクラスなので、小人数で双方向的な講義をやりたかったんだけど、これでは先学期と同じような感じになってしまいそうだ。まあ、一週目である程度減るかな。
で、昨日の夕方は大学院の仲間で飲みに。新入生が入ってきたので、その歓迎という建前だったんだけど、連絡が遅かったので、上級生は僕の他にたった2人しか来なかった。まあ、来週末の学会が近いからみんな忙しいのかもしれない。学会が終わったらまた飲み会をしよう。
- 2003−8−24(日)の深夜
明日から新学期ということで、今日の夕飯は景気づけという名目で、友達と4人で大奮発してカニ食べ放題に行ってきた。数年ぶりのカニは爆裂的に旨く、むさぼるように食った。別に時間制限があるわけでもないのに、なぜか手の動きが急いでしまう。最後は実は味に飽きてしまったが、それでももったいないから限界まで腹に収め、ノドまで詰まったくらいの感じになってようやく止めた。30ドルちょっともかかったけど、たまにこんな贅沢をすると気分もいい。カニ万歳。
- 2003−8−26(火)の深夜
今日はいよいよ僕が担当する「アジアの政治」のクラスの第一回があった。
最初の授業なので、教室に入って行って教卓にカバンを置いたりするときは教室中の視線が僕に集中する。実はちょっと緊張してたが、余裕綽々のフリをしてOHPの準備をしたり。ついニヤけそうになってしまうけど、それを噛み殺して無表情にする。
今日はシラバスを配って説明するだけなので、特に問題もなく簡単だった。クラスの人数をちょっと減らしたいので、わざと厳しそうなふりをしてみたのだが、さて、履修を止める学生はいるだろうか。今週の金曜までは履修科目の変更ができる。
- 2003−8−28(木)の夕方
授業2回目。まあ上手くいった。このクラスは週2回で各1時間20分ずつなのだが、今日は1時間くらいで終わってしまった。先学期は週3回50分ずつで、50分はかなり短い気がしてたのだが、1時間20分はかなり長い気がする。時間配分の感覚が非常に違うので、早く慣れなければ。
フィラデルフィアで開催中のアメリカ政治学会に出席するため、明日の朝から月曜まで出かけてくる。明日は早朝に出発なのだが、まだ荷物をまとめ始めてもいない。それ以前に、出発前に来週火曜の講義の準備も終わらせておくつもりなのだが、それもまだ出来てない。今夜は忙しくなりそう…。