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留学記「大学院をミシガンで」

11月 < 2004年12月 > 1月


  • 2004−12−1(水)の朝
     昨夜はテレビでバスケのMSU−デュークの試合を観戦。デュークとは去年はうちのホームで対戦して50−72という屈辱的大敗を喫したのだが、今年は敵地での対戦だった。デュークの本拠地は熱狂的なファンの応援で知られ、そこでデュークを破ることは極めて難しいのだが、今年のデュークは選手層が薄いし、勝機は十分にあると思っていた。
     両チームともにいい試合をした。ずっと息詰まる接戦が続き、後半は6〜8点を追いかける展開が長く続いたが、終盤に追い上げて、残り1分ちょっとで2点差まで詰めた。しかし最終的に74−81で敗戦。
     最終盤でミスした5つのフリースローが悔やまれてならない。
     しかし、デュークをホームでギリギリまで追い詰めたんだから、この敗戦は恥ずかしくない。問題はここから何を得て今後の試合に生かすかだ。昨シーズンは大きな試合をことごとく落としてしまったが、さて今年はどうなるか。僕のMSU最後の年である今シーズン、なんとか悲願のBIGTEN制覇を果たしてもらいたい。

  • 2004−12−6(月)の朝
     昨日は朝10時半から深夜1時くらいまで図書館に篭って、ひたすら論文書きなどの仕事をしていた。さすがに学期末だけあって、図書館は非常に混んでいた。何人かで集まってグループプロジェクトに取り組んでる学生も多くいて、昼間は図書館の中が活気で満ちていたが、深夜になったら「疲れた雰囲気」がそこかしこに漂っていた。
     図書館に篭って頑張ったおかげで、来月の学会で報告する論文(博士論文の第5章)が一通り完成した。ライティング・センターで文章チェックもしてもらったし、今日にも討論者の人などに送れそうだ。

  • 2004−12−8(水)の午後
     首を寝違えてしまって、非常に痛い。何もできないほどにツライ。かなり苦しい。
     調べたところ、英語ではこういう「筋を違える」ことをcrickというそうだ。動詞でも名詞でも使えるとのこと。

     昨日、新たに11校に応募書類を送り、これで応募した大学の数は86になった。そのうち84がアメリカで日本が2つ。日本の2つの大学からは既に不採用の通知が来たので、来年ちゃんと就職できるとすればそれはアメリカになるだろう。
     アイオワ州の名門私立大学で教えている友達が言ってたのだが、彼女が就職活動したときは、全米50州のうちテキサスを除く全ての州の大学に申し込んだのだとか(テキサスにだけは絶対に住みたくなかったとのこと・笑)。僕も今度、応募した大学のある州リストを作ってみよう。全米の3分の2くらいは埋まるかな?

  • 2004−12−12(日)の夜
     寝違えた首は、5日目の今日になってもまだちょっと痛みが残っている。最初の3日はもう大変だった。意外にキツかったのが、歯磨きのあとのうがい。上を向くから。あとは、なぜかアクビをするとズキーンと鈍い痛みが走った。
     うちの大学では、明日から期末試験週間が始まり、金曜日に秋学期が終了する。でも僕は博士論文の執筆と1月の学会報告の準備で、冬休み中も相変わらずの日々を過ごすことになるだろう。

  • 2004−12−13(月)の深夜
     今日は一日中が降っていて、気温も低かった。明日は更に寒くなって、予想最高気温が摂氏マイナス3度、最低はマイナス9度とか。でもまだ冬は始まったばかりだ。


     研究室でお湯を沸かして、ティーバッグでお茶をいれる。フー、落ち着く。僕の研究室には、冷蔵庫・レンジ・湯沸かしポットなどが備えてあって、備蓄食料もけっこうある。寝袋とキャンプ用マットレスもあるので、外が猛吹雪になってもしばらくはそこに住んでいられる感じ。一応、自分の中での掟として、ビールは置かないことにしているが。

  • 2004−12−15(水)の深夜
     博士論文は、3・5・6章が一応出来て、今は第4章のデータ収集に取り組んでいる。この章では各国の地方議会の選挙データを分析するのであるが、全国レベルの選挙に比べてずっとデータの入手が難しい。
     論文全体の原稿を一応完成させる予定まであと2ヶ月を切っているので、相当に急がねばならない。まあ、1・7章はイントロと結びなのでページ数は大したことにはならないだろうけど。博士論文全体のページ数の今のところの予想は120〜150ページって感じ。僕は長々と書くのは嫌いなので、短めに抑えるつもりである。長さじゃなくて内容さっ♪

  • 2004−12−18(土)の朝
     昨日で試験期間も終了したらしいので、これから大学は閑散としてくるだろう。僕の大学院の同僚達は、1月の学会での報告の準備をしてる人が多いので、まだ残ってる人が多いけど、クリスマス前にはほとんどが実家に帰省してしまうだろう。毎年、最も人が少なくなる時期である。
     今年はここまでやや暖冬気味であるが、なんと明日の予想最高気温は摂氏マイナス12度とのこと。最高がそれって、かなり凄い。あー、就職は暖かいところに行きたい…。

  • 2004−12−20(月)の朝
     僕の寮は冬休み中もずっと住んでいられるのだが、1日8ドルを払わねばならないうえに、食堂も閉まってしまうので、冬休み中に寮に残っているのはかなり不便である。
     そんなわけで、今年の冬は、或る日本人のアパートに、その人が一時帰国してる間だけ住ませてもらうことにした。研究室まではちょっと遠くなるけど、1日8ドルを寮に払うのに比べればずっといい。で、昨日の夜からそのアパートの方に泊まっている。今朝は米を炊いて、キムチとインスタントの味噌汁で朝食にした。せっかく調理道具や調味料などもあるので、たまにちゃんと自炊してみようかとも計画中。

  • 2004−12−22(水)の夜
     自分でもちょっと驚きだけど、本当に自炊を実行している。毎日じゃないけど。

     おとといの夕飯は、「チャーハンの素」を使ってチャーハンを作った。これは筑波大で1人暮らしをしてたときにもよく作ってたので、まあ大したことはない。でも今回は、入れたいご飯の量が非常に多かったので、卵を2個入れて、更にしょう油を加えた。全く適当に入れたのだが、ちゃんとした味になった。半分は翌日の昼の弁当にした。

    横にあるのはインスタントのコーンスープ

     今夜は、焼きソバを作った。こっちは初めて。具は、キャベツ・人参・ピーマン。そういえば、お使いじゃなくて自分の意思でキャベツを買ったのはたぶん生まれて初めてだ。野菜を切るのに苦戦して、終わった頃にはかなり床に野菜の切れ端が散らばった。味の方は、いまいち麺がベシャッとしてた以外は、けっこうまともだった。ところどころ、麺がほぐれてないところがあったので、きっとフライパンに入れるときにある程度ほぐしておくべきだったんだろう。

    あとの半分は明日の昼の弁当

     さて、飯も食ったし、また研究室に戻ろう…。

  • 2004−12−25(土)の昼
     昨夜は、大学院の後輩、韓国人のWB君がホームパーティーに招待してくれたので行った。彼のアパートは、僕が今住んでるところのすぐ目の前の建物で、徒歩30秒で行ける。
     WB君の奥さんと2人の娘、さらに学部の他の2人の韓国人とその家族も来ていて、僕以外は全て韓国人。シャブシャブを食べて、大人たちはワインや韓国の酒を飲んで喋って、子供達は走り回って遊んでいた。5歳から2歳までの4人の子供達は、韓国語よりも英語の方がずっと得意らしく、子供同士では英語で喋ってキャッキャッと遊んでいた。僕が子供たちを1人ずつ持ち上げて宙返りさせて遊んでやったら、僕は子供達の人気者になってしまい、大人達の席に戻って飲んで喋ってても、すぐ子供達が迎えに来て連れ戻された。
     最初はシャブシャブが旨いので酒を飲みまくり、その後は子供達と遊んで喉が渇くので酒を飲みまくり、ひどく酔っ払ってしまった。9時過ぎに帰ってきたらすぐに気分が悪くなり、トイレで吐いて、気がついたら午前3時過ぎ、なぜかリビングで寝ていた。それから4時半頃にまた吐いた。

  • 2004−12−26(日)の昼
     昨日は二日酔いだったが、午後になって回復したので、研究室へ。さすがに昨日あたり来てるのは僕だけで、建物内で他人の足音1つ聞かなかった。深夜1時まで仕事して、帰宅。今のところ、冬休みに入ってから一日も欠かさずに研究室に通っている。それを目標にしていたわけじゃないけど、気がついたらそうなっていた。
     今日は午前中、洗濯や部屋の片付けなどして、これから研究室へ行く。自炊熱は冷めてきて、昨日と今日で既に3回もインスタントラーメンを食べた。

  • 2004−12−28(火)の夜
     今朝は朝飯に目玉焼きを作った。過去に何度か作ったことはあるけど、もう作り方を忘れてしまってたので、インターネットで調べた。僕が見たサイトでは、片面焼きと両面焼きの両方の作り方が解説してあったが、片面焼きだとフライパンに蓋をする必要があるらしく、蓋を使うと後で蓋を洗うのが面倒くさいから、両面焼きすることにした。
     裏返すときはうまくいったのだが、完成してから盛り付ける際に、黄身を潰してしまった。でもけっこう旨かった。

    味噌汁は当然インスタント。

     で、夕飯は「永谷園の麻婆春雨」を作った。他に材料が要らない手軽なモノで、これは過去に何度も作ったことがある。でも7年ぶりくらい。

    ネギだけ加えた。

     夕飯のおかずがこの一品というのもちょっと味気ないが、まあ仕方ない。これからまた研究室に戻る。

  • 2004−12−30(木)の夜
     毎日淡々と研究室に通って仕事に励む日々。でも今日は仕事の合間に水泳にも行って、今年の泳ぎ納めをしてきた。明日から3日まではプールも休みになる。
     自炊もそれなりに実行している。昨日の夜は味の素の「かに玉」を作った。材料は卵3つだけでいい簡単なもので、筑波大時代にたまに作ったものだ。裏返すのに失敗したので、いくつかの部分に分けてそれぞれ裏返した。

    残り半分は今日の昼飯にした。

     今夜は、丸美屋の「胡麻だれ担々春雨」を作った。ひき肉と長ネギを入れるだけで出来るのだが、どっちもこれまで買ったことはなかった。袋に「長ネギはせん切りにして水にさらし、白髪ネギにします」と書いてあるのだが、白髪ネギという言葉が意味不明なので、適当に切ってやった。見た目が変わるだけで味は変わるまい。あと、「お好みで」チンゲン菜を加えろとも書いてあったが、スーパーで探すのが面倒だし、買っても切るのが面倒なので、やめておいた。
     完成したら、かなり旨かった。「3人前」の一袋を作って、半分は明日の弁当にしようと思ってたのだが、一気に全部食ってしまった。一週間ぶりにビールを飲んで、さらにご飯2杯をモリモリ食った。

    この3倍食った。

     さあ、今年もあと1日。最後まで頑張るぞ。

  • 2004−12−31(金)の夜
     今朝は再度目玉焼きに挑戦。前回よりも上手に作れると思ってやったのに、裏返すときに黄身を潰してしまった。く〜、なんとかこの冬休み中に一度は成功させたい。
     今日も研究室へ。でも大して捗らなかった。
     今夜はこれから、大学院の後輩Sちゃんのアパートでの年越しパーティーに行って来る。今年最後の一騒ぎ。明日は新年最初の二日酔いになるか!?

     喪中につき年頭のご挨拶は失礼しますが、来年もどうぞ宜しくお願いします。


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