- 2005−2−2(水)の朝
昨日は、イリノイ大学を迎えてのバスケの試合。イリノイは今シーズンまだ無敗で、全国ランキング1位である。今シーズン最も重要な試合であり、僕は良い席を取るために試合開始2時間前に会場へ。見事、前から2列目の席が取れた。
久しぶりに顔ペイントをした。大声を出し続けるために、水を買って用意した。準備万端で試合開始。
しかし、イリノイは強かった。信じられないシュート力。こっちが追い上げると、ポイッと3点シュートを入れてまた引き離す。僕ら、学生応援席では、イリノイの3点シュートが入るたびにうめき声が洩れた。結局、68−81で敗戦。「歯が立たなかった」という感じ。
- 2005−2−4(金)の夜
おかげさまで60万アクセスに到達しました。50万突破が去年の6月10日でしたから、それから約8ヶ月、1日平均420くらいのペースです。いつもどうも有り難うございます!
- 2005−2−5(土)の昼過ぎ
筑波大学での一年後輩で、今はプロのミュージシャンとして活動している「つね」君が、彼のウェブサイト上で、新曲を無償で公開する代わりに、スマトラ沖津波救援への募金を呼びかけています。とても面白い試みだと思うので、ここに紹介します。興味ある方はぜひ彼の曲を聴いて、彼の活動にご協力下さい。
こちらからどうぞ。
- 2005−2−8(火)の昼過ぎ
久しぶりに風邪をひいた。今はちょっとだけ余裕があるので、悪化させないように、昨夜から今日にかけてはゆっくり過ごしている。
いよいよ、僕の博士論文のディフェンス(口頭試問)の日程が決定した。4月6日(水)の12:15から。それに先立ち、3月14日までに論文を完成させてコミッティーの教授たちに渡すことになる。ついに僕の長い長い学生生活も最終段階に入ってきた。
- 2005−2−10(木)の午後
今日は

が2つあります。
・・・
ジャジャジャーン
第一の発表は→
今年8月から、テキサス州にある州立大学政治学部のアシスタント・プロフェッサーに就任することになりました。
僕が大学院に入ってこれまでやってきたのは全て、大学に就職して政治学の研究と教育をするという夢のためでした。それを実現することができて、最高に嬉しいです。長年かけて夢を叶えたという達成感は、本当に素晴らしいです。これまでの苦労が全て報われた気がします。
就職活動に際しては、雇ってもらえるならどこへでも行く、と思ってはいたものの、できれば、
1、博士課程まで持っていて、
2、大規模州立大学で、
3、暖かい場所、
という希望を持っていました。その全てを揃えた大学に就職することができてとても嬉しいです。テキサスの夏はもちろん暑いでしょうが、ミシガンの冬とはもう今年限りでオサラバです。また、大学自体は小さな都市にありますが、全米9位の大都市・ダラスまで1時間以内という便利な立地条件も魅力的です。
就職する大学の政治学部は、僕と同様に数量的なアプローチをとる若手の研究者がズラリと揃っていて、とても生産的な学部として、アメリカの政治学業界ではけっこう知られた存在です。その学部に加わることは非常に楽しみです。実は、大学の知名度的にはここよりもずっと上の大学からも採用のオファーをもらっていたのですが、やはり政治学部のレベルと研究環境を重視して決めました。あと、年俸などの条件もこっちがずっと良かったし。
これまで、就職活動の進行状況についてはこのサイトには書いてきませんでしたが、もう就職先が決まったので、ここまでの流れを簡単にまとめて書いてみました。こちらをどうぞ。
さて・・・、
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第二の発表は→
就職のオファーをもらった3日後にプロポーズしました。相手は同じ大学に在籍する日本人で、僕と同年代の人です。彼女も5月に卒業なので、一緒にテキサスに引っ越して新生活を始めることになります。
実はそんなにまだ付き合いは長くないのですが、ちょうどタイミングもいいし、ずっと仲良くやっていけるという確信を互いに持てたので、決めました。
今後の流れ、例えば結婚式などについてはまだ未定です。断っておきますが、子供ができたわけではありません。
今年の1月は、論文の出版決定・就職決定・婚約、と嬉しい出来事が3つも続いて、信じられない1ヵ月になりました。これまでの人生で最高の月と言って間違いないでしょう。
大学院入学以来、このサイトを通してとても多くの方々から励ましの言葉を頂き、また1日平均400ものアクセス数に、いつも勇気と元気をもらっていました。皆さん、本当に有難うございました。
もちろん、これから博士論文の仕上げという大きな仕事が残っています。卒業式は5月6日です。ミシガンを去る日まではこの留学記は継続します。テキサスに引っ越したら、今度は別のタイトルで日記は継続する予定です。
- 2005−2−12(土)の午後
たくさんのお祝いメッセージ、本当にありがとうございます!
昨日の夜は、大学院の同僚6人と、HOOTERS(www.hooters.com)に行って飲んできた。就職活動中、応募書類とか大学とやりとりするEメールとかの英文チェックをいつもやってもらったりして彼らにはお世話になってて、「就職決まったら奢るよ」と約束していたのである。といっても、いろんな食べ物を頼むと高くなりすぎるので、「ビールとチキン・ウイングだけは限度無しに好きなだけ頼んで、僕が払う」というルールにした。乾杯で「就職決定おめでとう!」とみんなが言ってくれて、チキン・ウイングを食べながら大いに飲んだ。既婚者の3人は、「普段ならHOOTERSに来るなんてワイフが許してくれないけど、今日はコーのおかげでいい口実ができてよかった」とか言ってた。
- 2005−2−14(月)の夜
バレンタイン・デーにちなんで、今日は結婚の手続きの第一歩を行ってきた。
日本では法的な婚姻は「婚姻届」を提出・受理されることで成立するけど、アメリカでは、州によって違いはあるけど、基本的にはまず「マリッジ・ライセンス」を取得して、それから儀式を行うことが必要になり、日本よりは手間がかかる。
今日は、「マリッジ・ライセンス」の申請をしてきた。これの発行は州政府の管轄だけど、郡(カウンティ)の役所が手続きを行う。僕らが住んでるインガム郡の役所は、MSUから車で20分くらい南に行ったところにあるメイソンという街にあり、今日の午後、婚約者と2人でそこに行った。
あらかじめウェブからダウンロードした書類に必要事項(名前・住所・生年月日・生まれた場所・過去の結婚回数・親の名前・親の生まれた場所、など)を記入して持参した。あとは本人確認用の免許証と、申請料の20ドルが必要になった。
担当のおばちゃんは陽気な人だった。書類を見て、「あなたたちはミドル・ネームは無いの?」と訊いてきたので、「日本人にはないんだよ」と教えてあげた。
で、申請した内容に嘘がないことの宣誓。そのおばちゃんと僕たちの3人が揃って、右手を掌を前に向けて顔の高さくらいに上げて、おばちゃんが決まり文句を読み上げて、僕らがイエス、と言って完了。
ミシガン州の決まりでは、申請してから3日経たないとライセンスが発行されない。酔っ払った勢いで結婚することなどを防ぐためだろう。ただし、正当な理由があって追加料金を払えば即日でもいいらしい。
ちょっと不可解だったのは、「水曜に取りにおいで」と言われたこと。それって今日から2日後なんだが…。
- 2005−2−17(木)の午後
昨日は、大事な書類仕事を二つ片付けた。
1つは、月曜に申請したマリッジ・ライセンスの受け取り。また20分ほど運転して取りに行った。名前の綴りとかに間違いがないかその場で確認して、受領した。係の人が「おめでとう」と言ってくれた。しかし、まだ「結婚する資格」を得たに過ぎない。そのライセンスによると、3月18日までに、ミシガン州内のどこかで結婚する資格が僕らにはある。
僕の独身時代も残り僅かになってきたわけだけど、なんだかまだその実感が湧かない。あと2ヶ月半は2人とも学生だから、ということもその理由かもしれないし、諸事情のため、同居を始めるのも5月になるということのせいかもしれない。
もう1つの書類仕事は、OPTの申請。アメリカで大学や大学院に在籍する留学生は、卒業後に一年間、自分の専門分野で就労する資格を得ることができ、それをOptional Practical Training(OPT)という。僕は昨日、その申請書類を発送した。何も問題がなければ、3ヶ月くらいで就労許可カードが送られてくるはずだ。もし何かの理由でそれが拒否されたら、僕の就職は全くお流れになってしまう!
OPTでの就労は一年間のみなので、テキサスで働き始めたら、今度はもっと長い正規の労働ビザ(H-1B visa)を申請することになる。これを取得するのは普通はそんなに簡単ではないのだが、大学に勤めていれば問題ないはずである。ここ数年は、一年間に全国で発行される労働ビザの数に上限ができていて、余計に取得が難しくなっているのだが、大学はその制限の例外になってるからその点は心配ない。アメリカの大学でずっと働き続けることになれば、そのうち永住権を取ることもあるかもしれない。
- 2005−2−18(金)の午後
博士論文執筆の日々が続く。昨日、これまでに書いた部分を全部くっつけてみたら、80ページになった。LaTeXで各章ごとに書いているので、全章をまとめたファイルを生成してみないと、全体で何ページあるのか分からないのである。完成する頃には120ページくらいになるのかな?
- 2005−2−20(日)の午後
昨夜は、慶事の続く僕のために日本人の友達が祝いの宴を開いてくれて、楽しい夜を過ごした。僕を潰そうという企てがあるのに気付いたので、先手をうって、その首謀者と思われる1人を先に潰す作戦に出て、それが成功。潰されずに済んだ。でもとても楽しい飲み会だった。(みんなどうも有難う!)
今日は、筑波大学時代の後輩でワシントンDCに滞在中の友達がはるばるミシガンまで遊びに来てくれた。彼の来訪に合わせるように大吹雪になった。明日の朝まで、わずか24時間程度の滞在になるけど、観光目的じゃなくて酒飲み目的なので。

「類は友を呼ぶ」の図
- 2005−2−22(火)の深夜
5月6日の卒業式では正装をすることになるのだが、今日は学内の売店に行ってその申し込みをしてきた。ガウン・帽子・帽子から下げる房(Tassel)・背中に垂らす布(Hood)の一式をまとめてRegalia(リゲイリア)と言うらしい。(参照 http://www.hfs.msu.edu/union/shop/spartan_spirit/commencement_connection.html)
学位の種類によって服装は異なるのだが、博士号取得者はかなり豪華なガウンを着る必要があるそうで、一式をレンタルするだけでなんと46ドルもかかるとか。もし購入するとなると、最低でも500ドルくらいかかるようだ。信じられない。「おめでたい式のためなら学生はケチらずにポーンと払うだろう」という嫌らしい意図の見え隠れする商法だと思った。
就職先の大学で卒業式に出席する機会もあるはずだから、結局はRegaliaは必要になる。でも、この先いろいろ調べれば、もっと安価に購入する手を見つけられると思ったので、今回はレンタルすることにして、46ドル支払ってきた。
- 2005−2−23(水)の深夜
うちの大学の女子バスケチームは今シーズン絶好調で、先週末には全国ランキング2位のオハイオステートを撃破して、今夜の試合に勝てばBIG10公式戦優勝が確定するところまで来ていた。
今夜の相手はお隣のミシガン大学。僕は論文執筆の手が離せないので行かなかったけど、なんと77-34というお笑い的大差で勝ったとのこと。素晴らしい。全国トーナメントでも頑張って欲しい。
さて、男子バスケの方は、重大な一戦が明日に迫っている。ここ数年の宿敵、ウィスコンシン大学との今年2度目の対戦で、1回目では負けていることもあり、明日はぜひ勝ちたい。(両チームの因縁については、昨年3月1日の日記をご参照下さい)
明日はMSUホームでの試合なので、顔ペイントして応援に行く。僕の独身時代最後のバスケ観戦になる。
- 2005−2−28(月)の午後
先週木曜のバスケの試合は、仇敵のウィスコンシン大学を相手に、終始リードを保って快勝した。ウィスコンシンには6連敗中で、ライアン監督が就任してから一度も勝ってなかったので、この一勝は非常に大きな意味を持っていた。観客席もメチャクチャ盛り上がった。
歓喜のポーズ
またテレビに映った
しかし!難敵のウィスコンシンを倒して気が緩んだのか、昨日の試合では勝って当然のインディアナ大学に延長で負けてしまった。敵地での試合だったのでテレビで観ていたが、最後はうちの選手達がパニックになってしまったようだった。これで、微かに残っていたカンファレンス優勝の可能性も完全に消え、イリノイ大学の単独優勝(2連覇)が確定した。