さて、強制年代ジャンプの舞台は南ロンギットのマーメイド。人魚伝説が語られるこの町で、実際に人魚伝説を演じてみせるのである。このイベント、踊り子がジュリアナのお立ち台な踊りを踊ったりと、当時はバブルが崩壊したほんの数年後だったことを実感させられたりもする。―――つーか今の若い人たちは知らんわな、ジュリアナ東京なんて。まあそれはともかく、人魚伝説を演じるために、海中でも息が出来るようになる人魚薬の材料集めに奔走する。海ツバメの巣は四世紀半前に採取したのが未だに倉庫に保管されているのでそれを出してくる。食品としての安全性は保証しかねるが、魔女の薬の材料なので怪しげな方が効果はありそうである。卵の殻はサバンナの鳥から奪う。一応、可哀想だからそんなことは出来ない、的な選択肢は出てくるが、その直前に「やめろー、卵をよこせー!」と叫んでいるあたり、本音はバレバレである。アクア湖の水は汲もうとすると、湖に住む淡水人魚のネレイド(と言うよりビジュアル的には水蛇女、名前はイリューシア(違))から汚い手で触るなと怒鳴られる。どうしても欲しいなら水を綺麗にする月光の櫛を持ってこいというので、仕方なく手先の器用なモール族の元へ。月光の櫛を作るには月の光がいるというので、ツボを貰ってアバロンの満月亭に一泊。ツボに集めた月光をモール族へ持っていくと、櫛を作ってもらえる。尚、この過程でアマゾネスが乱れ雪月花を閃く。最強の大剣技ではないが、それに近い威力を誇る大技である。無双三段を閃いたのもコイツなので、エライの一言を授けておこう。
海ツバメの巣、卵の殻、アクア湖の水に1万クラウンを添えて魔女のほこらへ持って行くと人魚薬を作ってもらえるので、それを持ってマーメイドへ。後は3回、海へダイブすれば陸へ戻れなくなって強制年代ジャンプとなる。哀れなのは巻き添えを食らった仲間たちだとさ。
1782年 インペリアルガード女帝ユノー
インペリアルガードは皇帝の親衛隊のような存在である。槍と天術を得意とし、高い腕力と重装備で帝都を守り抜く屈強の戦士。ただし鈍い。しかも彼らが正面階段の脇で警護するようになったため、帝国兵二人が職を失ったとの噂である。
- パーティ編成:
- ユノー(皇帝)
ティルピッツ(武装商船団)
リューシアナッサ(ネレイド)
ジュディ(帝国軽装歩兵女)
ジュウベイ(イーストガード)
皇帝がとてつもなく鈍いため、陣形は鳳天舞の陣。よってお供は素早いものを集める。インペリアルガードは体力も高めで、全身鎧が初期装備。開発をどんどん進めた甲斐あって、最強の防具であるハルモニアスーツを装備している。これによって、ただでさえ低い素早さが更に下がっており、まさに鳳天舞の陣にはうってつけである。技のほうも、剣は線斬り、大剣は乱れ雪月花、槍は無双三段、斧は高速ナブラとヨーヨー、と最高レベルのものが揃っている。もちろんその反面、敵も最強レベルのが出現しだしているのだが。
予測どおり、コルムーン島火山爆発危機と南ロンギット大嵐のイベントが発生。それに備えて準備運動がてらに沈んだ塔へ。ここでは固定の敵が何体もいる場所があるのだが、そこを一度抜ければあとは背後から襲い掛かること出来るようになる。そうすると敵は1ターン目は攻撃してこないので、最初に大技を叩きつければ楽に技術点稼ぎが出来る。そして技も上記のに加え、マキ割りスペシャル、活人剣、ツバメ返し、無明剣などを閃く。無明剣は大剣技最強。そして活人剣は閃き難易度最高の技で、これを閃くために数十時間かけるプレイヤーもいるほど。すみません、なのにイーストガードがあっさり閃いてしまいました。
コルムーン島は300年前に火口を固めて溶岩の流出を止めたのだが、そのため溜まりに溜まった大地エネルギーが暴走を起こそうとしている。暴走すれば島は壊滅するため、火口の岩を砕いて溶岩を排出する必要がある。爆発した際に備えてツキジマの住民を避難させ、サラマンダーから削岩用の鎚を貰い、一路火口へ。そして岩と、邪魔をするヘルハウンドとの戦闘へ突入。倒しても次から次へと出現するヘルハウンドを切り払いながら岩を攻撃。毎ターン地熱によるダメージを受ける上、硬い岩を砕くのは困難なので、高レベルの技がないとかなり苦戦する。が、さすがに無明剣連発の威力は凄まじく、意外とあっさり破壊できた。これによりコルムーン火山は活動を再開するが、少なくとも暴走の危険は無くなった。
実は別に暴走を防がなくてもストーリーは進む。大爆発を起こすとコルムーン島は壊滅し、ツキジマもゼミオも無人となるが、その代わり島の端に小島が浮上する。この浮上島の神殿の奥には冥術の術書が眠っており、コルムーン島に住む魔道士の目的はこれ。浮上島へ行くと、魔道士と術書の奪い合いをすることになる。
今回は爆発を防いだので、魔道士の砦へ行くと怒り狂った魔道士と戦闘に。術の素晴らしさを知るがいい、と襲い掛かってくるのでこちらも、技の素晴らしさを知るがいい、と無明剣で返り討ちに。これでコルムーン島のイベントは全て終了。
南ロンギットの大嵐は、これまた300年前にヌオノから追放したギャロンの亡霊が原因。ヌオノから逃げ出したギャロンの船はロンギット海を航海中、海の主に襲われて沈没。300年後、怨霊となって大嵐を起こしていると言う訳である。嵐を鎮めるために沈没船へ向かうのだが、沈没船ではギャロンの亡霊の他に七英雄のスービエと戦うことになる可能性もある。なのでその準備をしっかりしてから突入。水に強いネレイドを仲間に加えておいたのも、その準備の一環である。ギャロンの亡霊自体は弱いのだが、沈没船は敵が多く、しかも骸骨系、不死系、亡霊系、魚類系、水棲系、と手強いタイプばかり。技も惜しみなく使い、短期決着で進んでいく。スービエは出てこなかった。どうやら海の主を倒していないと出てこないらしい。海の主とはヴィクトール運河にレオンブリッジを架けて、それを壊されてから出ないと戦えないので、今プレイでは沈没船でスービエと戦うのは諦めるしかなさそうである。トバに戻り、海女に報告しに行くと南ロンギット制圧。海女のクラスも仲間に出来るようになる。
1928年 海女女帝マライア
全クラス中もっともちっちゃい皇帝である。海女はドット面積が少ないためそう見えるのだが、実は原画担当の小林智美さんのイラストでも子供にしか見えない。まあ、「ぼうや」よりはマシかもしれないが。(笑) 海女は能力的には全て平均的な数値を持っているのが魅力なのだが、欠点は術士系クラスなので唯一持っている突技能が戦士系クラスより低いと言うこと。使うにはコツがいるかもしれないが、皇帝にする分にはこの欠点は関係ない。
- パーティ編成:
- マライア(皇帝)
エカテリーナ(アマゾネス)
エンリケ(武装商船団)
ダヤン(ノーマッド男)
ハクヤク(軍師)
今回の陣形はアマゾンストライク。アマゾネスとノーマッド男が斬技能も持っているので大剣使いは彼らで代行。ノーマッド男は全プレイ通して初の起用だが平均的な能力を持っていて、複数の技能を修得しているので使い勝手は案外良い。
まずはヴィクトール運河にレオンブリッジの建設。100万クラウン貯めてソーモンのヒラガに話しかけると、あっという間に建設してもらえる。今まで建設していなかったのは、開発を優先したため100万クラウンが余分にあるという経済状態ではなかったため。その開発もほぼ必要なものは完了したので、ようやく余裕が出来たというわけ。
イベントを起こしてから六世紀もの間放ったらかしにしていたヤウダのワグナスと決着をつけることにする。品川に新幹線が止まるようになって恩恵に与った人たちがいるように、特定のクラスの皇帝だと人力風起こしを使ってワグナスのいる浮遊城へ直接乗り込むことが出来る。残念ながら海女はその方法が取れないので、チカパ山に住むイーリスに浮遊城まで運んでもらうことになる。前にも記したが、イーリスに会うには5つの詩人の楽器が必要。現在、ホルン、ファゴット、ギター、コンガは揃っており、残る1つは詩人の洞窟にあるフルートのみ。早速ナゼール地方へ向かい、詩人の洞窟へ。内部はかなり複雑に入り組んでいるが、最奥部でフルート入手。ボスに七英雄のダンターグが出てくることもあるのだが、今回は普通のモンスターだった。
フルートを手に入れて戻ってきたら、建設したばかりのレオンブリッジが運河を通った黒い影にぶっ壊されていた。このイベント、こんなに早く進んだんか。これなら沈没船の前に建設しておくんだった。橋を壊した影の正体は、ワイリンガ湖に生息する海の主。海風貝を持っていると会話ができ、娘がスービエに手篭めにされそうだったので急いでて橋を壊してしまった、ごめんなさい、ということを話してもらえる。寛大な皇帝はそれを許し両者は和解。母親がいるためスービエも娘と同化できず、弱形態のまま。
海風貝を持っていないときは事情を知らないので、器物損害で海の主に制裁を加えることが出来る。海の主は巨大なイッカクのような姿をしていて、その角を使った槍技を繰り出してくる。パーティがある程度強くないと苦戦は必需。母親を倒すと娘は守ってくれる者がいなくなり、後日、娘と同化して強化されたスービエと戦うことになる。
今回は制裁を加える方針でいく。海風貝は簡単に手に入るので和解ルートで進めた方がスービエ戦が楽なのだが、毎回同じ進め方をしていても面白くないので多少の変化を求めたのである。海の主との戦闘は、こちらは最強レベルの攻撃が揃っているので、苦戦などせずあっさり勝利。制裁を加えるにせよ和解するにせよ、この後橋は再建される。
5つの楽器を携えチカパ山を登る。頂上付近で曲を奏でるとイーリスが現れ、彼らの村へ案内してもらえる。そこからイーリスに協力してもらって空路浮遊城へ。浮遊城は最深部からのスタート。七英雄のリーダーたるワグナスの居城だけ会って敵が多く、内部も複雑。中ボスとして氷竜まで出てくるほどである。回復アイテムをしっかり持ち、技を駆使しながら進んでいく。
そしてワグナス戦。さすがに物語も終盤に差し掛かっているので、HPの高い後期形態である。ワグナスは火術による攻撃を得意としており、特にファイアストームは、熱耐性がある防具を装備させているにも関わらず複数の仲間を気絶させるほど。連発で喰らったら全滅は免れないが、ワグナスの多彩な攻撃が逆に幸いし、同じ攻撃が続けて来ることは稀。こちらの攻撃はアマゾネスとノーマッド男の無明剣にまかせ、他の三人はエリクサーによる回復に専念。余裕が出来たら武装商船団も高速ナブラ。ファイアストームが来たら攻撃より先にまず全員を復帰させる。七英雄最強を謳うだけあって苦戦したが、なんとか勝利してヤウダ地方を制圧。
2025年 帝国軽装歩兵皇帝ロナルド
皇位継承候補にロクな人材が上がってなかったので、取り敢えず皇帝の全技能を高めるため軽装歩兵を継承者に。その後はお約束の通りルドン高原へ。しかし只では死なず、ヴリトラ相手に弓技最強のイヅナとバラージシュートを閃いてから散っていった。
2025年 サラマンダー皇帝ガルンガン
人外皇帝その弐。サラマンダー族は腕力、魔力、体力に長け、固定装備の赤熱の鎧は火属性攻撃を無効化する。ただし鈍い。
- パーティ編成:
- ガルンガン(皇帝)
マハン(武装商船団)
オリヴィア(海女)
ガンリュウ(イーストガード)
チュウタツ(軍師)
当然陣形は鳳天舞の陣。海女とイーストガードはそれぞれ1つの技能しか習得しておらず技ポイントが低い。その反面、使用する槍技の無双三段と大剣技の無明剣は消費技ポイントが高いので、斧も習得させて技ポイントを高めておかなくてはならないだろう。
ワグナスを倒したので、チカパ山のイーリス族の村経由でトーレンス地方の忘れられた町へ行ける。ここは唯一残された古代人たちが住む町。七英雄の出で立ちや、彼らの目的等の情報の破片を集めることが出来る。そしてレオンに皇帝の能力を次の世代へと継承させる伝承法を教えた女魔道士オアイーブもこの町にいる。そしてクジンシーが再び現れるとき、その時が伝承法よる最後の皇帝になることも。
既に数回プレイしている筆者はそんなことなど当に知っているので、この町に来た目的は雪の遺跡の在り処を聞くためである。砂の遺跡や氷の遺跡と同じく古代人の遺跡で、中には竜鱗系の装備が眠っている。場所はメルー砂漠南方のアウストラス地方、砂の遺跡のすぐ隣である。
竜鱗の鎧、竜鱗の盾、そして最強の武器である竜鱗の剣。遺跡の守護者はそれを守るに相応しい竜族である。盾は金龍の群れが、鎧は火竜が、最奥部へ至るルートには雷竜の群れが、そして剣の前には黒竜が。その全てが七英雄に勝るとも劣らずという強さ。当然こちらも全力で挑まなくては敵わない。しかも七英雄や固定ボスと違う点は、一度倒しても画面を切り替えたら復活しているというところ。しかしまあ、何とか剣まで入手。帰りは隠し通路を使って出れば、再び竜の群れの中を突っ切る必要が無くなる。
アバロンに新市街を建設。ここに格闘家とホーリーオーダーを除く全クラスが集結するので、仲間を集めるのが実に楽になる。もっともこの新市街、墓地の真上に建てられたので、もっぱら呪われているとの噂が絶えない。雨が降ろうと竜巻が襲おうと門番として動くことを許されないデザートガードとイーストガード。居場所が無く辺りをうろつくアマゾネスとイーリス族。寒い地方出身で厚着なのに火トカゲと一緒の家に放り込まれているサイゴ族。倉庫に押し込まれている武装商船団。下水道に住まされているモール族。噴水の池で沐浴させられているネレイド。・・・どう考えても呪われているとしか思えない。
さて、残されたイベントもあと数えるほどしかない。400年間放置していた沈んだ塔のロックブーケと逢瀬を果たすことにする。400年の歳月は塔の治安を悪化させたらしく、ロックブーケは女性であることもありスタンガンを携えるようになっている。無耐性で直撃を喰らえば一発昇天な威力であり、護身用として実に頼もしい。なので、ラバーソウルや指輪などで仲間全員の耐雷性を上げてから挑む。それでもスタンガンが連続で来れば全滅の危険性すらあるので、短期決戦を狙い全力攻撃。4ターンで撃破できた。これでサラマットを制圧。マップ上全ての地域を帝国領に加えたことになる。
サイゴ族の子供と子ムーが迷子になるのはもはや年中行事である。七英雄のダンターグと戦うことになるので後回しにしていたが、そろそろ頃合かと救出に乗り出す。ダンジョンの内部はまるで迷路。入る穴を間違えたら外へ放り出されるトラップや、先に通じているように見えて元の場所に戻される回廊、隠し通路、そして回避が困難な敵。普通にクリアしようとしたらとてつもない労力が必要である。が、このダンジョンに突入した目的は子供と子ムーの救出。子ムーの鳴き声を追いかけて行けば、正しいルートで進むことが出来る。一際大きな鳴き声と「近いぞ」の一言。五反田から近いといえばソニー本社と美智子皇后の実家跡。そしてその奥にダンターグがうろついている。ダンターグは完全な打撃派、何人かのグループで形成されるボスの場合ほぼ確実にいる(そして決してリーダーではない)力闘戦士である。その力による多彩な攻撃は中途半端な防備のパーティを翻弄する。そして彼は七英雄の中で唯一、四つの形態をもつ。初期形態、中期形態、後期形態、末期形態、と(なんだが癌の症状みたいだ)条件によって強化されていく。しかしその条件が不明。今回は終盤にもかかわらず中期形態だった。よってあっという間に撃破。子供と子ムーを救出して、年代ジャンプ。
2130年 女帝エレナ・ロストフスカヤ
遂に最終皇帝の登場。ニューゲーム開始時に男性か女性かを選び名前を付けるのだが、数十時間経ってようやく出てくるので、人によっては忘れていることもあるだろう。最終皇帝は全ての能力が20以上と総合的には他のクラスを軽く凌いでおり、最強のキャラと言って問題ない。また彼らは専用の装備を持っており、武器は男性なら大剣デイブレード、女性なら大剣ルーンセイバー、防具はハルモニアスーツと断熱服、それに精霊の指輪。デイブレードの固有技は不死系特効の聖光、ルーンセイバーの固有技は全体冷気攻撃の月影。男性と女性はどちらがいいとは一概には言えない。能力的にはほぼ違いは無いので、月影の使い勝手のよさから女性を選んだ。
- パーティ編成:
- エレナ(最終皇帝)
ドレイク(武装商船団)
ファティマ(ノーマッド女)
デビー(海女)
アムピトリーテ(ネレイド)
ラストバトルへ向けた準備はパーティ編成の時点で既に始まっている。武装商船団とノーマッド女は攻撃力の高い大剣と、遠距離攻撃の斧技ヨーヨーの両方が使え、海女は高めの素早さにバランスの取れた能力。ネレイドは素早く、しかも水属性の攻撃を無効化できる。陣形はアマゾンストライク。武器は女帝が片手剣と体術、武装商船団とノーマッド女が大剣と斧、海女が槍と斧、ネレイドが弓と斧。
忘れられた町でオアイーブが言ったとおり、クジンシーが復活し再戦を申し込んでくる。場所はレオンが一番最初に攻略した封印の地。ここから更に地下へと続く階段が出現している。階段の下は新宿なみに巨大な地底湖。ここで物理攻撃に対しては最強の防御力を誇る鎧、黒のガラドリエルを手に入れ、更に下層へ。不死者の群れを突破した先にクジンシーが待ち構えている。今回のクジンシーは即死技ソウルスティールをランダムで仕掛けてくるため、全員がソウルスティールの見切りを持っておくことが絶対条件となる。あとは最強技で畳み掛けるのみ。
スービエとは沈没船で戦えなかったため、住処の氷海へこちらから出向く必要がある。北ロンギットのモーベルムから武装商船で氷海に乗り出し、サッポロビール本社がある恵比寿ガーデンプレイスの横を通って、スービエのもとへ。ワイリンガ湖で海の主に制裁を加えたため、スービエは海の主の娘との合体を果たしており強化形態。ただ、既にラストバトル仕様であるうちのパーティの前ではせっかくの強化も全く意味を成さず、あっという間に撃破。
帝都アバロンは結構広い。その地下に歴代皇帝の墓地が広がっていることは大概の人には忘れられている。そこでサバンナで倒したクィーンが復活を果たしていることも。そしてある日、十分に数を増やしたアリは地上へと侵攻し、帝都を一気に覆い尽くす。行く場所全てアリ、アリ、アリ。しかもその全てが高い攻撃力を誇るタームバトラー。アバロンを巣食うには地下墓地の更に奥にいるクィーンを叩くしかない。アリを蹴散らしながら辿り着いた地下では、クィーンがまさに羽化しようとしているところ。そうはさせぬと戦闘突入。そしてそのリアルクィーンもラストバトル仕様のパーティの前では雑魚だった。
実はクィーンは最終皇帝が皇位継承した時点で既に復活を果たし、アリを増やし始めている。なので、別に大侵攻が始まるまで待つ必要は無く、先手必勝でいきなり地下へ向かってクィーンを倒してしまうことも出来る。時間が経てば経つほどアリの数は増えていくので、知っているならこの方法を取った方が格段に楽。そうしなかったのは、それじゃつまらないから、の一言に尽きる。
七英雄を六人まで撃破し、残るはノエルのみ。残った最後の一人は盟約により七英雄の本体を守らねばならず、本体のところへ移動する。そこがナゼール海峡を渡った更に南に位置する大氷原。七英雄との戦いに終結をつけるため、最後の戦いへと出陣。大氷原はひたすら南へと突き抜け、氷竜をかわしてラストダンジョンへ。敵の密度が低めなので、回避するのがわりと楽。ポイント・オブ・ノーリターンを通ってノエル戦。ノエル後期形態は各種剣・大剣技及びカマイタチと月影で攻撃してくる。ソードバリア、ミサイルガード、両方を使えば月影以外の全てを無効化でき、しかもネレイドならその月影すら無効化。もっとも倒しやすい七英雄ともいえる。ただしソードバリアがないと鬼のような強さを誇るが・・・。尚、ノエルは初期と後期の二形態しかないが、妹のロックブーケを倒す前と後で攻撃パターンが違う。なので、実質的には四形態あるのと同じ。一番恐ろしいのは、ロックブーケを倒す前の初期形態。カウンター連発してくるので、その頃のレベルだと喰らったら即気絶。
ノエルを倒すと遂に最終戦、七英雄本体との決戦へ。ロマサガのラストバトルは他のRPGと比べて難易度が高いことで有名である。これまで戦ってきた七英雄を含むボスと比べても桁違いに強いので、初回プレイヤーはほぼ間違いなく泣きを見ることになるだろう。最初はロックブーケの本体だけだが、ダメージを与えていくと次々と他の本体も現れ、各自得意とする攻撃を繰り出してくる。主なものだけ羅列しても、ウィンドカッター、マリオネット、ダークスフィア、サイクロンスクイーズ、テンプテーション、ゴーストライト、つむじ風、サイコバインド、触手、動くな、メイルシュトローム、月影、ソウルスティール、電撃、体当たり。7人全員揃った暁には、最大7回の攻撃を1ターンで繰り出してくることすらある。特に怖いのは、防御しようが盾で防ごうがお構いなしに4桁ダメージを与えてくる触手(こちらのHPの最大値は999)と、頻繁に使ってくる全体に大ダメージのメイルシュトローム。他にも動くなやサイコバインドで麻痺させられたキャラを狙ってソウルスティールが来たりと、かなり性質は悪い。
- Q.
- 押忍、ししょー! 野郎どもがラスボスにメロメロになってしまって使い物にならないッス!
- A.
- うむ、ラスボスはテンプテーションを使ってくるので、見切ってないと野郎どもはあっという間に骨抜きにされてしまうのだ。特にロックブーケを女性のみのパーティで倒してしまった初心者によくあること。魔石の指輪やソーモンの指輪を装備すれば無効化できるけど、無いなら思い切ってパーティを入れ替えてしまうのも手かもねー。ラスボスから見切る、って言うなら霧隠れを上手く使うべし!
- Q.
- 押忍、ししょー! ラスボスの直前でセーブしたら戻れなくなってしまいました!
- A.
- あー、ちゃんと「もう戻れない」ってメッセージ出てたのに気付かなかったのかな? こうなっちゃったらもう二度と戻れません―――って言うのは嘘で、少々手荒い手段を使えば戻れます。大変かもしれないけど皇帝のLPを0にすればアバロンへ強制送還されるわよ。その代わりステータス画面で皇帝の右隣にいるキャラが消滅しちゃうけど、これはもうコストだと割り切るべし!
- Q.
- 押忍、ししょー! ラスボス強過ぎッス! 何かアドバイスを。
- A.
- うーん、まずはちゃんと準備する必要があるわね。これまでのボスは短期戦でOKだったけど、ラスボスはどうしても長期戦になるので、それ相応の用意をすること。防具は防御力だけじゃなく耐性のことも考えて装備して、見切りや回復手段もしっかり持つ。金剛盾やミサイルガードを使うのも地道だけど効果的よ。あとネレイドがメイルシュトロームを無効化するということは、頭の片隅くらいには留めておくべし!
- Q.
- 押忍、ししょー! やっぱりどうしても勝てません!
- A.
- まー、いくら準備してもキャラ自体が弱くっちゃ勝てないわよね。そういう場合はちょっと技術点稼ぎでもして、パーティの強化に努めるのべし! オススメは魔女のほこら。強い雑魚敵の中には一撃必殺の技が効くやつが結構多いから、そういうのを狙って倒せば効率よく技術点が稼げるわよー。
- Q.
- 押忍、ししょー! そんなの面倒くさいッス! もっと手っ取り早くエンディングを見させてください!
- A.
- こらー、何を根性の無い現代人の若者みたいな台詞をはいてるの! そんな清く正しいプレイヤーが出来ないようなことを訊くなんて許しません! ・・・いやまあ、逆に言えば卑怯な手段ならあるんだけどさ。一つ目はラピッドストリームの陣形を組んで、光の壁を毎ターン唱え続ける方法。これでラスボスの攻撃をかなり軽減できるわね。二つ目はさらに卑怯で、クイックタイムを毎ターン唱え続ける方法。これでラスボスは全く攻撃できなくなるけど、相当高い術ポイントを持ってないと途中でこっちがバテちゃうわよ。でもこれで勝っても友達には自慢できないから、やるなら汚名感受は覚悟すべし!
・・・トラぶるな闖入があったようだが、あまり気にせず進めよう。
こちらの準備は万全。ノーマッド女以外は全員水・土の術を習得し、エリクサー、金剛盾、金剛力を使えるようにし、ノーマッド女だけは風術でミサイルガードを使わせる。ミサイルガードはウィンドカッター、つむじ風、くし刺しを無効化でき、金剛盾を使えば極悪な触手攻撃を高確率で防いでくれる。リバティスタッフは一番打たれ強いであろう女帝に装備させる。
リバティスタッフはロマサガ2で唯一全体回復が出来る技を持つ。ただし使用後壊れるので一回限り。一応赤水晶のロッドの固有技、火龍出水も全体回復できるが、代わりに全員技・術が使用不可能になるため使いどころに困る。ちなみに火龍出水とは明時代の中国で発明された火矢で、主に海戦で使われた。このことを知っている人の半数が武器マニアで、残りの半数が朝日小学生新聞で連載されていた「落第忍者乱太郎」の読者であると思われる。どの巻だったか忘れたが、ドクタケ城の稗田八方斎(注:人名です)が水軍を作ろうとしているという情報を兵庫水軍の兵庫第三協栄丸(注:人名です)の使いが忍術学園に知らせてきたとき、手紙代わりのスーパーのチラシの裏に描かれていたのが火龍出水の絵であった。
全員に金剛力、金剛盾、ミサイルガードを掛けたらあとは攻撃あるのみ。持てる最強の技をひたすら叩き込み、ダメージや状態異常を食らったらエリクサー。ロマサガは、小さなダメージは放っておいてもまだ大丈夫、などという甘えた考えは通用しないので、回復は非常に重要。いくらHP満タンでも触手を喰らったら関係ないが、それ以外の攻撃は何とか耐えられる。状態異常の攻撃があまりこなかったこともあって、思っていたより楽に倒すことが出来た。気絶者が一人も出なかったのは幸運としか言いようがない。
あとはエンディング。まずはスタッフロール(&ビジュアル的に迫力のある技のデモ)があり、次に大きなイベントをこなした歴代皇帝の紹介。そしてエピローグ。この物語が詩人が酒場で語る詩から始まったと言うことを、ここに至って思い出したプレイヤーも多いだろう。
さて、これでゲーム自体はクリアしたのだが、ここまで育て上げた皇帝がいったいどれくらい強いのか試してみることにする。なに、セーブさえしなければ何をしようとすぐ元通りである・・・念の為セーブデータはもう一個作っておこう。
皇帝の強さを試すのだから、まずは仲間を全員取っ払う。ロマサガ2にはルイーダの酒場などないので、仲間を外すにはLPを0にするしかない。場所はもちろんルドン高原。皇帝一人になったらラストダンジョンへ向かい、ノエル戦。前述の通りノエルの攻撃はソードバリアでその大部分を無効化できるので、ソードバリアと金剛力を自分に掛けたあとはひたすら線斬りで攻撃。月影やカマイタチを喰らったらエリクサーで即回復。これで楽々と倒すことが出来た。
さて、続いてのラスボス戦。装備はハルモニアスーツに精霊の指輪とソーモンの指輪。精霊の指輪は属性攻撃への耐性が高く、ソーモンの指輪は精神を守るので選択。特にソーモンの指輪は、ないとゴーストライトで魅了されて即敗北となるので必需であろう。まずはロックブーケのみなので、金剛盾と金剛力を自分に掛けたら線斬り。二発叩き込んだらスービエが登場。ここからいきなりつらくなる。電撃、サイクロンスクイーズ、体力吸収、どれか一つでも来ればHPを3割から5割持っていかれる。喰らったらエリクサーで回復を心がけるが、相手は2回連続で攻撃してくるのでなかなか攻撃に移れない。何とか線斬り二発を叩き込んだところでノエル登場。上記の攻撃に加え、流し斬り、つむじ風、かまいたち、音速剣などが加わり、3回攻撃すら仕掛けてくる。直接攻撃は金剛盾で防ぐこともできるのだが、100%ではない。結果、触手を防ぎきれず4桁ダメージを食らって即死。
何回か挑むがノエルより先に進むことが出来ない。触手は金剛盾で防げなかったら即死、そうでなくても2〜3回の連続攻撃の前には回復する暇なくやられる。装備を精霊の指輪を外し竜鱗の盾に替えてみるが結果は同じ。千年以上掛けて鍛え上げた皇帝も、ラスボスにとっては単独では屑同然らしい。リヴァイヴァがあればもう少し頑張れるのかもしれないが・・・。
実は、ロマサガ3でならトーマス一人でラスボスを撃破したことがある。ロマサガ3のラスボスは2の凶悪さに比べれば可愛いものなので・・・。これに関してはまた後日と言うことで。
(10/05/2006)