マイ・コンピュータ

 はっきり言ってコンピュータに捕まっている状態だ。わが家にコンピュータが来て3年と数カ月がたった。最初はワープロを買おうと思い色々探しているうちに、どうせ買うなら発展性のありそうな(その時点では何も分かっていなかったのだが…)コンピュータの方が良いだろうと大枚をはたく決心をしたのである。その後のコンピュータ業界の発展はすさまじく、あっと言う間に新製品がでるは価格は下がるは性能は良くなるはで、広告を恨めしく眺める毎日である。自分のマシンはとっくの昔に旧式となり処理能力も速度も巷のものには遠く及ばないのだが改造を重ねながら必死に時代の流れについていこうと頑張っている。これがまた結構楽しいのである。

 ワープロとゲームで始まったコンピュータライフも音楽のソフトで楽しんだり住所管理や会計管理など使用の枠も広がった。しかし何と言っても私をコンピュータの虜にしてしまったのは「インターネット」である。コンピュータを電話回線に接続し世界の情報を居ながらにしてキャッチできるというので始めたインターネットだが今では完全に“ハマッテいる”状態で、時間があればいつもコンピュータの前に座っているという毎日が続いている。インターネットで一番恩恵を受けているのは私のような海外に住む人達ではないだろうか。というのはインターネットではその地域の市内局番で接続できるインターネットプロバイダーを通して行うので使用者が支払うのは市内電話の料金だけなのである。これで世界と接続できるのだからこれを使わない手はない。ニューヨークに居ながらにして日本にいるインターネットユーザーと同じ条件で情報を同時に入手することができるのである。
ワールド・ワイド・ウェッブで見つけた幼稚園のホームページにアクセスしてみたところおもしろそうだったので電子メールを出してみた。そしたら私とほぼ同輩の男の園長先生から返事が来たので大変嬉しくなった。ホームページには殆ど電子メールのアドレスが書いてあるのですぐに電子メールを出すことができる。電子メールの場合小難しい季節の言葉や挨拶文から入ることは滅多になくいきなり口語調で応答してくる。だからこちらも気軽に手紙を書くことができる。また切手を貼ることもポストや郵便局に持っていく必要もない。更に郵送するのに時間を要することもない。一瞬にして届いてしまうのである。あまり速く着くので反応も速く、すぐに返事が来てしまい慌てることもある。海外にいるとファックスより圧倒的に安くつく。
 と、いいこと尽くめのようだが普段滅多に電話をかけないわが家がインターネットを利用するようになってから電話代が跳ね上がった。といっても今までが使わなすぎで、やけに増えたように感じるだけで実際は40〜50ドル(5千円位)だから安いものである。
 しばらくコンピュータとの付き合いは続きそうなので世のコンピュータ愛好家は宜しく。ちなみに私の電子メールのアドレスは下記の通り。(6/9/96)

tsax@idt.net


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